生誕130年　橋口五葉展

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カテゴリ: 個展・グループ展・展示会; 絵画・版画

鹿児島市立美術館　　
およそ100年ぶりの公開となる色彩鮮やかな《黄薔薇》をはじめ、油彩画や日本画、水彩画、絵はがき、画稿、素描、下絵、版木など多くの新発見資料を含む400点を超える作品が展示されます。それらは41歳という短い生涯のなかで展開された多彩な創造の軌跡を明らかにしてくれるでしょう。

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　橋口五葉(1881-1921)は鹿児島市に藩医の三男として生まれ、少年期に狩野派を学びました。上京すると東京美術学校西洋画科に入学して洋画修業にはげみますが、そのかたわら屏風絵など日本画の大作も描いています。在学中には夏目漱石の知遇を得て雑誌『ホトトギス』の挿絵や表紙絵を描きました。また、漱石の『吾輩ハ猫デアル』をはじめ多くの文芸書の装幀意匠を手がけ、ポスターやパンフレットなど商業美術の分野でも活躍。画業後半期には浮世絵の研究、復刻を経て、彫師と摺師を自ら監督する私家版による木版画制作を行います。そうして生み出された《化粧の女》や《髪梳ける女》などは「大正の歌麿」と称された五葉の名を不朽のものとしています。
　このたびの展覧会ではおよそ100年ぶりの公開となる色彩鮮やかな《黄薔薇》をはじめ、油彩画や日本画、水彩画、絵はがき、画稿、素描、下絵、版木など多くの新発見資料を含む400点を超える作品が展示されます。それらは41歳という短い生涯のなかで展開された多彩な創造の軌跡を明らかにしてくれるでしょう。この機会に是非、東西の美の融合を目指した五葉の奥深い作品世界をお楽しみください。

開催日	2011年10月04日 09:30～2011年11月06日 18:00
会場	鹿児島市立美術館
会場住所	鹿児島市城山町４番36号地図
地域	九州 / 鹿児島
入場料	一般　1,000円(700円）/高大生　800円（500円）/小中生　600円/親子券　1,200円（　　）内は前売り料金及び障害者手帳提示者年間パスポート提示者は前売り又は学校特割料金 *所蔵品展も観覧できます
営業時間	午前9時30分～午後6時（入館は午後5時30分まで）休館日　10月11日（火）・17日（月）・24日（月）
イベントURL	http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/index.html