生誕120周年記念 岸田劉生展
2011年9月17日(土) 9:30 ~2011年11月23日(水) 17:00
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大阪市立美術館。
日本近代美術史上屈指の洋画家、岸田劉生(1891-1929)が2011年に生誕120周年を迎えるにあたり、その短くも充実した活動期間に残した作品を通じて劉生の画業を辿る回顧展となります。
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イベントDATA
重要文化財として名高い「麗子像」を描いた岸田劉生は、肖像画や風景画、また静物画など、あくまで写実に基礎を置きながらも独自の美意識をもって数々の傑作を生み出し、日本近代美術史を代表する屈指の天才画家として、高い評価を受け続けています。
17歳で黒田清輝が主宰する白馬会洋画研究所に学び、2年後には第4回文部省美術展覧会に入選するなど早くから才能の片鱗を見せた劉生は、雑誌「白樺」を通して知遇を得た武者小路実篤ら白樺同人との交流から「第二の誕生」を自覚します。
後期印象派の洗礼を受けながらも一転して、描くべき対象の内面にまで分け入るような精妙で神秘的にさえ見える写実を求め、「内なる美」の探究という他者の追随を許さない前人未到の困難な課題へと向かいました。さらには、宋元絵画や初期肉筆浮世絵、また南画などの東洋画への関心は、「でろり」という劉生独特の美意識に結実します。
夭折とも言えそうな38年の、けっして長くはない劉生の人生は、一連の麗子像に見られる周囲の人たちへの温かな眼差しと、画家として描くべき対象への厳しい視線が交錯し、日本人が油彩画を描くことの困難と可能性を全身全霊をもって示した ものでした。
本展では、愛娘を描いた数多くの麗子像をはじめ、「岸田の首狩り」と評判になった肖像画、さらには風景画や静物画も数多く紹介し、“近代洋画界の巨人”岸田劉生の生誕120周年にふさわしい大回顧展となります。
開催日 | 2011年09月17日 09:30~2011年11月23日 17:00 |
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会場 | 大阪市立美術館 |
会場住所 | 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−82 地図 |
地域 | 京阪神 / 大阪 |
入場料 | 一般1,300円 (1,100円) 高大生900円 (700円) ※ カッコ内は20名以上の団体料金 ※ 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、 大阪市内在住の65歳以上の方は無料[要証明] |
営業時間 | 休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日) 9時30分~17時(最終入館:16時30分) ≪夜間開館≫ ※9月17日(土)~19日(月・祝)・21日(水)~25日(日)は午後7時まで(入館は午後6時30分まで) |
イベントURL | http://www.osaka-art-museum.jp/index.html |
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