特別展「ウィリアム・ド・モーガン-楽しい生活を彩るタイルと陶器」
2011年4月23日(土) 9:30 ~2011年6月19日(日) 17:00
滋賀県立陶芸の森では、イギリスのド・モーガン財団の協力を受け、ヴィクトリア朝時代の建築を鮮やかに彩ったタイルの数々や皿、壺など約150点を展示します。
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イベントDATA
ウィリアム・ド・モーガン(1839-1917)は、イギリスの<アーツ・アンド・クラフツ>における重要な芸術家のひとりです。19世紀半ばの産業革命の後、世界一の工業生産力を確立したイギリスでは、経済的繁栄が最高潮に達しました。機械による大量生産のもと、物質的な充実の一方で、精神的な豊かさが失われた非人間的な労働に人々の不満が高まっていったのです。そんな中ウィリアム・モリスが機械文明を批判し、手工芸が生活と深く結びついていた中世の手工芸を理想とする美術工芸運動<アーツ・アンド・クラフツ>を唱えたのです。
ウィリアム・ド・モーガンは、モリスの同志として活躍。1872年に陶器やタイルを制作する小さな工房を開設したことをきっかけに一気に才能を発揮し、数多くの傑作を世に送り出しました。大手製陶会社による大量生産のタイルが増える中も、手仕事を強調しながら独自の製法を確立し、陶器用の新しい釉薬や絵の具を開発しました。特にルビー・ラスターをはじめとする<ラスター彩>の再現は、後の世界の陶器装飾に大きな影響をえたといえるでしょう。しかし彼は、イギリスの陶磁デザイン史に大きな足跡を残しながらも、これまでほとんど日本では紹介されることがありませんでした。
本展ではイギリスのド・モーガン財団の協力を受け、ヴィクトリア朝時代の建築を鮮やかに彩ったタイルの数々や皿、壺など約150点を展示します。ウィリアム・ド・モーガンの仕事の全貌を紹介します。19世紀の人々の暮らしに楽しみと潤いを与えたやきものをお楽しみください。
主催:滋賀県立陶芸の森
開催日 | 2011年04月23日 09:30~2011年06月19日 17:00 |
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会場 | 滋賀県立陶芸の森 |
会場住所 | 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 地図 |
地域 | 近畿 / 滋賀 |
入場料 | 一般700円(560円)、高大生500円(400円) 中学生以下無料、*( )内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 平成23年4月23日(土)~6月19日(日) 毎週月曜日休館(ただし5月2日(月)は開館します) 開園時間: 午前9時30分〜午後5時00分 |
イベントURL | http://www.sccp.jp/ |
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