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白井珠緒による新作の絵画約20点を展示いたします。

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白井珠緒「TO BE HONEST」

1992年東京に生まれた白井は、多摩美術大学の油画科を卒業し現在は東京を拠点に制作。国内外での様々なグループ展への参加や個展の開催など、精力的に作品を発表をしながら、企業やブランド、アーティストへのジャケットデザインの提供、自身によるアパレルの制作やグッズデザインと、多彩なジャンルにおいて活動の場を広げている。


白井は本人の幼少期から油画を始め、印象派から近代のバスキアに強く影響を受け制作を開始しながらも育ってきた東京や渋谷のストリートカルチャーの影響も強く受け、作品に独自のオリジナルの感性を落とし込んできた。
今回の展示は「嘘と本当」をテーマに制作を続け、他人の嘘から本人の自我のあり方まで自問自答しながら制作にあたったという。
自身のアイデンティティすら時代によって作られたものであるのならば、作品すらも自身が描いた絵ではなく、時代や他人が描いた絵ではないのかと考えた。それによって描かれる線は嘘か、本当か。



絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。それがもっとも素晴らしい偉業である。
何となく惰性で乗せる色、何となく誤魔化しで描いてしまう線、「無駄な嘘」の要素をいかになくして自分にとっての「本当」の要素だけで描いていくって実験を繰り返し、絵を描きながら自分の本音を探っていきました。この線は嘘をついたな、見栄を張ったな、この色は妥協した、本音ではない、この嘘の線も本音なのかもしれない
嘘だと思った線は潰し本当だと思った色を乗せていきました。
自分で本音と思って喋ったり本音と思って行動してても無意識に嘘がはらんでいることってたくさんある
その無意識の嘘が人のクセなのかもしれないし、人の本音というものは裏と表のように1つではなく、状況によっての本音と建前が何パターンもある。
水に熱を加えれば蒸発し気温が氷点下になれば氷になるように、よく言う「自分らしさ」や「個性」なんてものは、外の世界と関わって出た反応でどんな様にも変わる。
もしかしたら私も「嘘つき」なのかもしれないと思いながらずっと自分の本音を探りました。
全ては影響し合って、反応し合って結果が起きています。私の真実はあなたにとっても真実だし、あなたの嘘は私がつかせた嘘です。
この絵は私ではなくあなたが描いた絵です。


本展「TO BE HONEST」では、自身の実生活で得た感情からインスピレーションを得た、新作ペインティングを発表。感情の可視化をテーマに自身でも完成を予測せずに楽しみながら制作された作品群からは、新たな領域への飽くなき探究心を汲み取ることができる。

開催日 2023年02月16日~2023年02月20日
会場 ZAVA&SPONGE
会場住所 東京都渋谷区神宮前3-23-7 地図
地域 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)
入場料 無料
営業時間 11:00 - 21:00
火曜日不定休
イベントURL https://www.instagram.com/srtmworks/
東京都渋谷区神宮前3-23-7
東京・千代田区・中央...
2025/10/18 ~ 2025/11/18
東京・港区・文京区(...
2025/10/31 ~ 2025/10/31

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