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むかしから子どもたちによりそってきた文化人形をモチーフに、『小さなイノチ』をテーマにしたマリオネットの新作展です。

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工藤和也〔Kaz-Puppet Workshop〕 マリオネット展『- 小さなイノチ -』

工藤和也〔Kaz-Puppet Workshop〕マリオネット展『- 小さなイノチ -』

概要:むかしから子どもたちによりそってきた文化人形をモチーフに、『小さなイノチ』をテーマにしたマリオネットの新作展です。

期日:2022年6月6日(月)~6月11日(土)
時間:12:00~19:00(最終日16:00まで)
会場:ギャラリーGK
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座 6-7-16 第1岩月ビル1階
電話:TEL.03-3571-0105
ホームページ:http://gallery-gk1.jimdo.com
Facebook:ギャラリーGKファンで検索

作家名:工藤和也〔Kaz-Puppet Workshop〕
作家ホームページ:https://kaz-puppet.jimdofree.com/
YouTube(告知動画) https://www.youtube.com/watch?v=LIiwnBNWOtY

<工藤和也〔Kaz-Puppet Workshop〕マリオネット展『- 小さなイノチ -』>

<開催によせて・・・>
今回の展覧会は、〔新作の展示〕と〔これまでつくってきたマリオネット作品の展示〕の二つを並行して行おうと思っておりました。
そして、新作の内容を考え出そうかというタイミングで、2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻がはじまりました。私の人生で、これまで数回『世界が変わる』と感覚的に思う節目の瞬間がありましたが、今回の侵攻のニュースからもこの感覚を強く受けました。
ウクライナの首都キーウには2019年の10月に国際人形劇フェスティバルに参加するために訪れたばかりだったため他人ごとに思えず、おおきなショックを受けました。
そして、何の罪も負うはずのない子どもたちが犠牲になっている現状は、特に受け入れがたいことでした。
混乱する頭で新しい人形を考えるのは今までにない困難なことで、この現実を受けて一体何を生み出せばいいのか、なかなか答えは出てきません。
グルグルめぐる思考はやがて日本の古いスタイルの人形のへとたどりつきました。
文化人形と呼ばれているその人形は、私の中で、日本の戦中の子どもたちのイメージとなり、さらにウクライナの今の子どもたちとも重なっていきました。
今回の新作の人形の制作は、その文化人形を私なりの創作でマリオネットの様式に落とし込むことでようやく進み始めました。そして人形たちの名前には、戦争や紛争で奪われてしまう、大切な事や物からいただきました。
これがこの状況下で人形作家が生み出すべき人形の答えかはわかりませんが、まずは手を動かすことにしました。
制作の時間は、祈るような時間になりました。そして人形は無垢であるように心がけました。その祈りが、どうか届くべき所へ届き、『小さなイノチ』をまもる気持ちになりますようにと願うばかりです。
会場の銀座・ギャラリーGKは外に面したショーウィンドウがありますので、今回はそこで2019年にキーウに行った際の人形劇上演の様子や、子どもたちの様子などの写真の展示も計画しています。

<新作マリオネットの特徴>
今回の新作のマリオネットは人形本体のサイズが25cmほどで、コントローラー(操作のための持ち手)もふくめて50cm位です。テーブルの上で遣う(人形を動かすこと)のに適した大きさです。
人形の頭頂とコントローラーは一本の鉄線でつながっており、糸の絡みが発生しにくい構造のため、初めてマリオネットを持つ方にも優しくなっています。
人形本体とコントローラーは木製の彫刻でつくられています。人形の表面はモザイク状の分割がされており、そのモザイクをひとつひとつ着色していくことで、全体の模様が決まっていきます。この緻密な技法は工藤が人形に用いるために発想し、現在モザイクスタイルマリオネットと呼称しています。
また、今回の人形は自立する人形スタンドをセットにしてありますので、鑑賞して楽しむのにも適しています。
作者として継続して取り組んでいる、「動かして楽しむ人形」と、「鑑賞する美術としての人形」の融合したマリオネット表現の一環になります。

<作者略歴>
工藤 和也(KUDO Kazuya:日本)1972年 熊本県生まれ。 サラリーマン生活の傍ら2005年秋よりカルチャースクールにて仏像彫刻を習う。06年5月、ロンドン人形劇学校のマリオネット・カービングコース(4日間)を受講し、マリオネットの洗礼をうける。2007年「7人の日本人作家によるマリオネット展」(パペットハウスギャラリー)へ出展。2009年7月~10年10月、ヒダマリオネット塾三期生としてモノに糸をつけて動かすことを学ぶ。その後、てぶくろを使ったシュールなマリオネットパフォーマンス「てぶくろくん」の公演の他、マリオネットワークショップやイベントへの参加など、活動の幅を広げている。人形劇団「シアター☆パペッテリア」では人形美術と操演助手を担当。同劇団の代表作「客席ひとつの人形劇場/ぴぴ☆しあたー」は、「世界人形劇カーニバル2012(24ヵ国32作品参加)」「第20回国際こどもの為の演劇フェスティバル2013(50ヶ国225作品より13ヵ国20作品がノミネート)」において、それぞれ特別賞を受賞。

<展覧会参加履歴>
7人の日本人作家による マリオネット展
〔パペットハウスギャラリー〕2007年11月23日(金)- 11月30日 (金)
追加作家として参加し、以降パペットハウスでの人形の委託販売は継続中
パペットハウス ホームページ
https://www.puppet-house.co.jp/index.html(外部サイトへリンクします)

The Art of Puppets 2012
〔パペットハウスギャラリー〕2012年7月14日(土)- 7月21日 (土)
https://www.puppet-house.co.jp/exhibition/art_of_puppets_2012.html(外部サイトへリンクします)
The Art of Puppets 2013
〔パペットハウスギャラリー〕2013年7月13日(土)- 7月20日(土)
https://www.puppet-house.co.jp/exhibition/art_of_puppets_2013.html

The Art of Puppets 2014 -物語のパペットたち-
〔パペットハウスギャラリー〕2014年6月14日(土)- 6月21日(土)
https://www.puppet-house.co.jp/exhibition/art_of_puppets_2014.html

The Art of Puppets Final
〔パペットハウスギャラリー〕2015年7月4日(土)- 7月11日(土)
https://www.puppet-house.co.jp/exhibition/art_of_puppets_final.html

工藤和也〔Kaz-Puppet Workshop〕新作展 - f i s h -
〔パペットハウスギャラリー〕2012年12月11日(土)-12月25日(土)
https://www.puppet-house.co.jp/exhibition/kudo_kazuya_petit_exhibition_2021.html



<人形美術提供履歴>
シアターパペッテリア〔Theatre☆PUPPETERIA〕(旧 YUKI☆ PUPPET WORKS)
☆全作品 演出・操演 / YUKI☆

*2009年*
◆赤いろうそくと人魚◆ <薩摩琵琶生語り>
琵琶と人形による語り舞台 KiKiふぉれすと
対象/おとな 約23分 ※原作/小川未明(脚本/久保田晶子)
琵琶/久保田晶子 人形/Kaz-Puppeet Workshop

◆マクベスを着た夫人◆ <薩摩琵琶生語り>
琵琶と人形による語り舞台 KiKiふぉれすと
対象/おとな 約25分 ※原作/シェイクスピア「マクベス」(脚本/YUKI☆)
琵琶/久保田晶子 人形/Kaz-Puppeet Workshop

*2010年*
◆てくてくきぶん~散歩と口笛~◆ <アコーディオン生演奏> 野外公演可
アコーディオン&マリオネット COU・COU (ク・クゥ)
対象/赤ちゃんからおとなまで 15分~30分 マリオネット・オムニバス
アコーディオン/伊藤ちか子 人形/Kaz-Puppeet Workshop 

◆絵のない絵本◆ <薩摩琵琶生語り>
琵琶と人形による語り舞台 KiKiふぉれすと
対象/小学生~おとな 約25分 ※原作/アンデルセン(脚本/YUKI☆)
琵琶/久保田晶子 人形(立体物)/Kaz-Puppeet Workshop

◆ 朧月夜 ◆ <薩摩琵琶生語り>
琵琶と人形による語り舞台 KiKiふぉれすと
対象/おとな 約20分 ※原作/紫式部 「源氏物語」(脚本/久保田晶子)
琵琶/久保田晶子 人形/Kaz-Puppeet Workshop

*2012年*
◆ ぴぴ☆しあたーVol.1 「ナイショ!」 ◆ 野外公演可
客席ひとつ×1回 2分45秒のちいさな人形劇場
対象/こども~おとな ※ヘッドフォンを着用して頂きます。
原案・構成/YUKI☆  人形/Kaz-Puppeet Workshop 音楽/加藤文生

◆ ぴぴ☆しあたー VOL.2 「クリスマス☆」 ◆ 野外公演可
客席ひとつ×1回 2分のちいさな人形劇場
対象/こども~おとな ※ヘッドフォンを着用して頂きます。
原案・構成/YUKI☆ 人形/Kaz-Puppeet Workshop

*2013年*
◆ ぴぴ☆しあたー Vol.3 「L-O-V-E」 ◆ 野外公演可
客席ひとつ×1回 2分30秒のちいさな人形劇場
対象/こども~おとな ※ヘッドフォンを着用して頂きます。
原案・構成/YUKI☆ 人形/Kaz-Puppeet Workshop

◆ ぴぴ☆しあたー Vol.4 「サンダー☆ソング」 ◆ 野外公演可
客席ひとつ×1回 3分15秒のちいさな人形劇場
対象/こども~おとな ※ヘッドフォンを着用して頂きます。
原案・構成/YUKI☆ 人形/Kaz-Puppeet Workshop
サウンド・コラージュ/加藤文生

*2017年*

◆ ぴぴ☆しあたー Vol.5 「フレンズ」 ◆ 野外公演可
客席ひとつ×1回 2分のちいさな人形劇場
対象/こども~おとな ※ヘッドフォンを着用して頂きます。
原案・構成・人形/Kaz-Puppeet Workshop 音楽/ヨーデル

◆ ぴぴ☆しあたー Vol.6 「The SEA ~ 海」 ◆ 野外公演可
客席ひとつ×1回 2分30秒のちいさな人形劇場
対象/こども~おとな ※ヘッドフォンを着用して頂きます。
原案・構成/YUKI☆ 人形/Kaz-Puppeet Workshop

*2020年*
◆ かえるのおうじさま ◆ < テーブルトップ人形劇 >
対象/乳幼児  ※原作/グリム童話「かえるの王さま」
脚本/YUKI☆ 人形/Kaz-Puppeet Workshop
音楽/中川ひろたか(作曲)・まつむらしんご(編曲)

*2021年*
◆ おむすびころりん ◆ < テーブルトップ人形劇 >
対象/乳幼児  ※原作/日本昔話「おむすびころりん」
脚本/YUKI☆ 人形/Kaz-Puppeet Workshop
音楽/中川ひろたか(作曲)・まつむらしんご(編曲)

シアターパペッテリア ホームページ
https://www.theatre-puppeteria.com/


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工藤和也〔Kaz-Puppet Workshop〕

ホームページ: https://kaz-puppet.jimdofree.com/
Twitter : https://twitter.com/KazPuppet
Instagram : https://www.instagram.com/kaz.puppetworkshop/
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCCJtmjPLQ6ODJOO7XSHQRbQ

シアター☆パペッテリア(Theatre☆PUPPETERIA)※人形美術・操演助手
ホームページ : https://www.theatre-puppeteria.com/
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開催日 2022年06月06日 12:00~2022年06月11日 16:00
会場 ギャラリーGK
会場住所 東京都中央区銀座 6-7-16 第1岩月ビル1階 地図
地域 東京 / 千代田区・中央区(銀座など)
アクセス 地下鉄銀座線・日比谷線・丸の内線『銀座』駅、B5出口より徒歩3分
定員 定員は設けていませんが、小さな会場ですので、混雑の場合は少しお待ちいただくようにご案内します。
入場料 無料(作品の販売があります)
営業時間 6月6日(月)~6月10日(金)12:00~19:00
6月11日(土・最終日)12:00~16:00まで
電話番号 03-3571-0105(ギャラリーGK)
イベントURL https://kaz-puppet.jimdofree.com/
イベントtwitter https://twitter.com/KazPuppet
東京都中央区銀座 6-7-16 第1岩月ビル1階

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