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砂丘をモチーフとした新作シリーズに加え、旧作やインスタレーションも出展した、関東圏では4年ぶりとなる包括的な個展となります。

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視/覚の偏/遍在

八木夕菜はニューヨーク・パーソンズ美術大学建築学部を卒業し、ニューヨーク、カナダ、ベルリンでの活動を経て現在は京都を拠点に活動しています。その作品は国内外で高い評価を受け、POLA Museum Annexや、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭での個展を開催しています。



2016年には「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」ポートフォリオ・レビューで最優秀にあたるハッセルブラッド賞を受賞し、2019年には「第35回写真の町東川賞」で新人作家賞にノミネートされました。また、2021年に「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」に出展した八木の作品は金沢21世紀美術館に収蔵されました。

現在のアートシーンで注目を集めるアーティストの一人、八木夕菜が生み出す作品群を是非ご高覧ください。



なお、会期中にはゲストをお招きしたギャラリートークを開催予定です。

詳細は公式Webサイトにてお知らせいたします。ぜひご参加ください。





■本展について

本展では、八木夕菜の新旧作を展示いたします。

今回発表する新作シリーズは、砂丘をモチーフとし、アクリルやスチールといった、通常は支持体として用いる事のない素材にプリントされ、「写真」の可能性を拡張する作品群となっています。



透過性の高いアクリルのブロックにプリントされた画像は、光の屈折により見る角度によって異なる景色を見せます。レンズを通したかのように、ある限られた視点しか見えない角度、肉眼でみる風景に近いような全体が見える角度、反対に画像が全く見えない死角。八木夕菜の作品群は光の性質と人間の視覚の関係性を認識させ、私たちがそれぞれ当たり前のように持っている「視覚」が常に「何か」に依存するものであることを気づかせてくれます。



今回、八木夕菜はコロナ禍で自然を求めて訪れた砂丘で広大な大地の姿を目にしました。

自らの視覚とファインダーを通した視点。

八木の作品には、その「ズレ」が表現され、鑑賞者は、自分たちが「見る」もの、そしてその行為と認識への疑問符を啓示させられます。

果たして自分が見ている「モノ」は実際はどんなものなのか、「視覚」がとらえた「モノ」がどう「認識」され、そして認識された情報がどう「偏り」を持ちながら、「モノ」が自分の中に存在するのか。



自分の視覚が捉え、認識する「モノ」は、個々の心/信条の在り方によって変っていくものなのではないでしょうか。



現代のデジタル社会において、物理的に「モノ」を「見て」、「認識」するという視覚のプロセスが変動している中、八木夕菜の作品群が、「存在」を認識する人間の感覚を再考する機会となりましたら幸甚です。

開催日 2022年04月29日~2022年05月28日
会場 √K Contemporary(ルートKコンテンポラリー)
会場住所 東京都新宿区南町6 地図
地域 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)
入場料 無料
イベントURL https://root-k.jp/exhibitions/yuna_yagi_exhibition_2022/
東京都新宿区南町6

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