フジフイルム スクエア 企画写真展 昭和から令和まで高座撮影半世紀。落語写真家 横井洋司 写真展 「噺(はなし)を写す」
2022年3月4日(金) ~2022年3月17日(木)
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昭和から令和まで高座撮影半世紀
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イベントDATA
「長いこと撮影し続けてこられたのは、何より落語が好きだからだが、仕草や表情の視どころは、芸の聴きどころである、という素朴な真理を発見したことにもよる。
ひとつと言って同じ高座はない。芸は一期一会。でも名人の高座はどこを切り取っても素晴らしい。」
– 横井洋司
昭和・平成・令和にわたり、半世紀ちかく演芸写真家として活動する横井洋司氏。落語家が噺を表現する最高の瞬間を写し取った膨大な記録、その高座写真の中から厳選し、作品展を開催いたします。
横井氏は、東京浅草に生まれ、子供のころから落語が生活の一部でした。学生のころはちょうど古今亭志ん生、八代目桂文楽、八代目三笑亭可楽、六代目三遊亭圓生など、綺羅星のごとく昭和の名人が活躍していた時期と重なります。落語好きが高じて高座を撮りはじめ、ビクターの落語レコードのジャケット撮影を手掛けたのをきっかけに演芸写真家としての活動を本格化。雑誌『落語』(弘文出版)の創刊とともに高座の撮影に専念するようになり、今や演芸写真家の第一人者となりました。
寄席では噺が始まるまで演目がわからず、あらかじめシャッターチャンスを予想できません。芸の見せどころを逃さず作品に仕上げる手腕の背景には落語や落語家への敬愛の念と豊富な知識、深い理解があります。撮り続けた作品のすべてが半世紀の高座の貴重な記録であるとともに、そのまま名人の系譜、ひいては王道の落語史につながります。横井氏ならではの視点で切り取られた一瞬の表情や仕草は、落語は聴くだけのものではないことを思い起こさせます。座布団の上に座り、ただ話しているだけではなく、表情豊かに高座で躍動する落語家たちから声の抑揚までもが聴こえてくるような横井氏の作品は、落語家の性格や内面までをも写し出しています。
本展は、明治生まれの昭和の名人・六代目三遊亭圓生から、五代目柳家小さん、十代目金原亭馬生、古今亭志ん朝、立川談志、先般亡くなられた柳家小三治、現在の落語界の先頭を走る立川志の輔、柳家喬太郎、令和の若手の代表格である春風亭一之輔まで約50名、約50点の作品を銀写真プリントで仕上げ、展示します。普段落語に馴染みのない方には、高座の世界を生き生きとよみがえらせる臨場感あふれる写真を通して「落語そのものの魅力」を知っていただく機会となり、落語好きの方には、懐かしい名人や、今をときめく売れっ子たちの高座姿を切り取った作品を通して「落語写真の記録の価値」や「落語を写真で見る楽しさ」を改めて感じるひと時となることでしょう。
横井洋司氏の作品を通じて、落語という娯楽を、新しい視点で、どうぞお楽しみください。
開催日 | 2022年03月04日~2022年03月17日 |
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会場 | フジフイルム スクエア内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2 |
会場住所 | 東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト) 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
入場料 | 無料 ※企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。 |
営業時間 | 10:00–19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休 ※ 写真展は、やむを得ず中止・変更させていただく場合がございます。 |
イベントURL | https://fujifilmsquare.jp/ |
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