彼方はいつもさまよっている
2021年12月15日(水) ~2021年12月28日(火)
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本アーティスト・イン・レジデンス企画展には、日中6名の次世代アーティスト・キュレーターが参加。
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イベントDATA
萬福寺の広大な境内を表現の場とした企画展「彼方はいつもさまよっている」では、4名の若手作家が萬福寺の空間から得た インスピレーションを基に作品を発表いたします。 6月から本レジデンス第1期滞在アーティストとして香福廊(こうふくろう)で制作を続けている幸山ひかり ・監物紗羅、1 1月より本レジデンスに参加した中国出身の現代美術家 舒達 に加え、注目の若手アーティスト REMAら4名のアー ティストと共同キュレーター李静文・侯米蘭のグローバルチームにより、中国にゆかりのある萬福寺に展示・ワークショ ップを行います。
本企画展は、哲学・宗教・芸術の根源的テーマである「自己を究明すること」がコンセプトとなります。人間として生まれてきた自身はいったいどう生きるのか、この問が我々を未知の遠く彼方への不安に誘います。
萬福寺の歴史に深く根ざしている、禅の哲学は、鈴木大拙や久松真一らによって、日本の禅から世界のZENへ広がり、ZENと現代アートの接点では1960年代のアメリカの前衛芸術団「フルクサス」の活動としてジョン・ケージやオノ・ヨーコ、ナム・ジュン・パイク(白南準)らによって、音楽やテクノロジーと結びつき、現在の文化芸術シーンに影響を与え続けています。
今回出展されるアーティス トたちは、各ジャンルのアート領域の中に表現メソッドを探り、「自己を究明すること」へのアプローチを試します。
幸山ひかりは、実際に存在する植物を科学的に捉えながらも想像から浮かぶイメージを重ね、古和紙と朱線画で作られたインスタレーシ ョンを通して、生の循環を表現します。
監物紗羅は、単色の日本画技法を磨きながら、平面的な表現から飛び出し、展示空間との関係性も作り上げています。今回は鑑賞者の方への参加を呼びかけ、固定形態がない参加型アート作品を発表し 、鑑賞者とのワークショップも開催します。
舒達は、禅や仏教の「無常」の思想を創作の軸とし、セラミックからデジタル映像作品まで 、多様な素材と表現手法を模索してきました。萬福寺にある仏像や魚梆(ぎょほう)などをモチーフとした新作は、鑑賞者に超自然なるものへの哲学を問いかけています。
REMAは、葉にドローイングを刻印し、色を反転させて写真というメディアの新しい表現を試み、枯山水の彫刻で構成する大規模なインスタレーションを庭園内に出現させます。
開催日 | 2021年12月15日~2021年12月28日 |
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会場 | ⻩檗宗⼤本⼭萬福寺 |
会場住所 | 京都府宇治市五ケ庄三番割34 地図 |
地域 | 京阪神 / 京都 |
入場料 | ⼤⼈500円 |
営業時間 | 10:00〜17:00(受け付け16:30まで) |
イベントURL | https://artmanpukuji.wixsite.com/home |
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