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アフリカ文化研究の第一人者・白石顕二のコレクションを一挙公開!
新たな視点からアフリカと世界を捉えなおす貴重な資料や作品を多数公開、7月27日より多摩美術大学美術館にて!

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「エターナル・アフリカ*森と都市と革命-アミルカル・カブラルの革命思想とジョージ・リランガの芸術-」

【画像キャプション:この道はひどくよくない、雨がわずかでもすべりやすい ジョージ・リランガ 1993年 60×60cm エナメル・合板】

日本のアフリカ文化研究の第一人者であった故・白石顕二(1946-2005)の尽力で蒐集された「多摩美術大学美術館白石顕二アフリカコレクション」を公開する「エターナル・アフリカ*森と都市と革命-アミルカル・カブラルの革命思想とジョージ・リランガの芸術-」展を開催します。

「多摩美術大学美術館白石顕二アフリカコレクション」には、アフリカの現代史をひも解く変革と解放の理念や思想と、アフリカ文化への影響と創造についてどう関係してくるかを示す貴重な資料や作品が多く含まれています。

人類の故郷といわれるアフリカの大地と文化が、その歴史上の苦難と搾取を乗り越え、現代社会へと至る改革と創造がなされてきたことを示す二人のキーパーソンとして、アミルカル・カブラル Amilcar Cabral(1924-1973)とジョージ・リランガ George
Lilanga(1943-2005)に着目し、彼らの業績と試みがアフリカ社会と文化にどんな影響を与えてきたかを、多くの資料やヴィジュアル、作品等で紹介します。

アフリカにおける植民地支配からの解放と革命の象徴であるギニアビザウのアミルカル・カブラルと、アフリカの天才的で生命感にあふれた芸術表現の展開と未来を予感させたタンザニアのジョージ・リランガという決して生前には交わることがなかった二つのアフリカシーンの双方に着目し、探求した白石顕二によるアフリカから日本と世界へと向けられた眼差しこそが、永遠なるアフリカへの情熱と理解をもたらしてくれます。この邂逅に呼応する、当時の西アフリカのギニアビザウと東アフリカモザンビークを体現取材した、写真家の小川忠博(1942-)の特別協力による写真展示を併せて行います。この奇跡的なアフリカ文化の受容と昇華は、白石顕二の偉大なる功績として、より多くのことをわれわれに示唆してくれることでしょう。

多摩美術大学美術館では2006 年に「ジョージ・リランガ -この世は精霊たちとともに-」展、2011年に「アフリカの魂 リンクするアフリカルチャー」展など、白石顕二のコレクションによる多くのアフリカ美術に関する展覧会を開催してきましたが、新たな視点からアフリカと世界を捉えなおす機会となることを願っています。

【展覧会の見どころ】
(1)交錯するアフリカのアウラ
アフリカにおける植民地支配からの解放と革命の象徴であるギニアビザウのアミルカル・カブラルと、国際的なアートシーンでも活躍し、アフリカに絵画革命をもたらしたタンザニアのジョージ・リランガという、決して生前には交わることがなかった二つのアフリカシーンの双方に着目し、探求した白石顕二。白石はカブラル が1972年にユネスコへ提言した「文化による革命」に感銘を受け、アフリカ文化研究者として意を決しました。
本展ではリランガによる「広島シェターニ」5点を公開します。リランガが広島へのレクイエムを表現した貴重な作品で、世界的な傑作としても知られています。この作品は「第18回原水爆禁止世界大会」(1972年)に招待されて広島・長崎を訪れたカブラルが、日本とアフリカの未来のために日本の青年たちへメッセージを送り、それを受け取った白石がリランガを広島に招待し制作を依頼したという背景があり、3者を結びつけるひとつの結節点で
もあるのです。
また、リランガ作品のほか、コレクションのなかからマリのドゴンやナイジェリアのコンゴのムブティ(ピグミー)などの立体造形や仮面、染織物なども展示します。アフリカの都市文化としての面と、森や自然と共生する文化。白石の眼差しを通して、アフリカ文化の多層性を感じとることができるでしょう。

開催日 2019年07月27日~2019年10月14日
会場 多摩美術大学美術館
会場住所 東京都多摩市落合1-33-1 地図
地域 東京 / 東京市部(吉祥寺など)
入場料 一般300円(200円) 大・高校生200円(100円)
※( )は20名以上の団体料金 障がい者および付添者、中学生以下は無料
営業時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:火曜日
東京都多摩市落合1-33-1
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