幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限
2019年4月4日(木) ~2019年8月31日(土)
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本展では、前衛芸術家としての地位を確固たるものとした「無限の網」シリーズと最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に、無限の反復により、時空を超越し永遠に生きる創作を試みる作家の多様な創作の軌跡を提示します。
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イベントDATA
【画像キャプション:草間彌生 Infinity Nets (2) 1958年 ©YAYOI KUSAMA】
本展では、前衛芸術家としての地位を確固たるものとした「無限の網」シリーズと最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に、無限の反復により、時空を超越し永遠に生きる創作を試みる作家の多様な創作の軌跡を提示します。
草間彌生は1957年に渡米、シアトルでの個展を経て翌58年にはニューヨークへ移住します。抽象表現主義が隆盛するニューヨーク・アート界に単身乗り込んだ草間は、渡米時に初めて乗る飛行機で見た太平洋の波もようを、始まりも終わりもなく、ただ網目が反復する絵画として58年に完成させます。1959年、ニューヨークのブラタ画廊での個展で発表した絵画シリーズ「無限の網」は半世紀以上を経た現在においても草間彌生の代名詞であり続けています。
松本時代のドローイングにも抽象的なパターンは散見されますが、大画面を同一モチーフで埋め尽くすスタイルは、アクション・ペインティング全盛の当時のニューヨークのアートシーンの中に飛び込んでこそ生まれた表現であり、草間にとっては美術界で勝負する切り札でありました。同シリーズは発表と同時にその独自性が高く評価され、のちにミニマリズムの先駆としても位置づけられることになります。
本展では、2階ギャラリーにおいて、「無限の網」誕生の頃、1958年から61年までに制作された初期の「無限の網」の油彩画4点や水彩画2点とともに、1961年のスティーヴン・ラディッチ画廊(ニューヨーク)での個展に展示予定であったが、大きすぎて展示できず、搬入時に急遽キャンバスを裁断して小さな画面に仕立て直した約10mの無限の網の切れ端や、当時の制作の様子がわかるスタジオの写真や展覧会風景などの写真、展覧会資料や当時の展覧会レビュー記事などとともに展示し、その誕生の瞬間と反響をご紹介します。
開催日 | 2019年04月04日~2019年08月31日 |
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会場 | 草間彌生美術館 |
会場住所 | 東京都新宿区弁天町107 地図 |
地域 | 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など) |
入場料 | 1,000円(税込) 小中高生 600円(税込) ※未就学児は無料。団体割引の設定はございません。 |
営業時間 | 11:00~17:30 休館日:月・火・水曜日 |
イベントURL | https://yayoikusamamuseum.jp/ |
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