大山エンリコイサム「Kairosphere」展
2019年3月23日(土) ~2019年7月28日(日)
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2019年3月23日(土)より大山エンリコイサム「Kairosphere」展 開催!横幅9mにおよぶ新作の初公開も!
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イベントDATA
【画像キャプション:大山エンリコイサム《FFIGURATI #9》2009 アクリル性エアロゾル塗料/アクリルキューブ Artwork (C) Enrico Isamu $(D*Wyama】
国内初の美術館での個展となる本展では、初公開となる新作の絵画《FFIGURATI #207》(2018年)を展示いたします。縦244cm、横幅914cmという過去最大の絵画作品は、15年間の制作活動で積み重ねられてきた「クイックターン・ストラクチャー」の集大成とも言えるでしょう。また、彼にとって制作の節目となった、アクリルを用いた立体作品《FFIGURATI #9》(2009年)も併せて展示することで、これまでの探究の軌跡をご覧いただけます。
本展タイトルの「Kairosphere」(カイロスフェア)は、「kairos」(時間)と「sphere」(圏)を組み合わせた大山による造語です。「kairos」は主観的な時間の概念であり、彼が制作のプロセスの中で感じた内面的な時間を表しています。また「sphere」は「stratosphere」(成層圏)や「atmosphere」(大気圏)といった語の接尾辞ですが、彼はこれを気体のように不定形かつ流動的な空間と定義しました。これらを組み合わせた「Kairosphere」には「緩やかにふくらむ、時間と空間の圏域」という意味が込められています。
このタイトルに示されるように、本展覧会では「クイックターン・ストラクチャー」が作品の物理的な枠と制作の時間を超え、空間全体に満ちていくようなインスタレーションをご体感いただけるでしょう。
■大山エンリコイサム(おおやま・えんりこいさむ) プロフィール:
1983年、東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、東京芸術大学大学院修了(2009年)。エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを翻案したモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」をベースに壁画やペインティングを制作する。ポーラ美術振興財団在外研修員としてニューヨークにて研修(2013年)。主な個展に「Improvised Mural」 ロンドン芸術大学チェルシー校(ロンドン、2015年)、「Windowsill」 ルミネゼロ(東京、2017年)、「Ubiquitous: Enrico Isamu $(D*Wyama」 マリアンナ・キストラー・ビーチ美術館(カンザス、2017年)、「Black」 タクロウソメヤコンテンポラリーアート(東京、2018年)など。著書に『アゲインスト・リテラシー―グラフィティ文化論』(2015年、LIXIL出版)。現在ニューヨーク在住。
開催日 | 2019年03月23日~2019年07月28日 |
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会場 | ポーラ美術館 アトリウム ギャラリー |
会場住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 地図 |
地域 | 南関東 / 神奈川 |
営業時間 | 9:00-17:00(入館は16:30 まで) 休館日:無休(展示替えのための臨時休館あり) |
イベントURL | http://www.polamuseum.or.jp/ |
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