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本展は、同コレクションより林忠彦氏の作品「東海道」を展示します。1985年に肝臓癌が発覚し、医者からは余命1ヶ月と宣告されながらも自ら余命5年と宣言し、最後の仕事と覚悟を決めて撮影に挑んだ作品です。

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【写真展】キヤノンフォトコレクション林忠彦写真展「東海道」

キヤノンマーケティングジャパンは、映像文化のさらなる発展を目的に、日本の優れた写真家の作品を「キヤノンフォトコレクション」として収集し、随時公開しています。現在、収蔵するコレクション数は1,900点余りに達しています。

本展は、同コレクションより林忠彦氏の作品「東海道」を展示します。1985年に肝臓癌が発覚し、医者からは余命1ヶ月と宣告されながらも自ら余命5年と宣言し、最後の仕事と覚悟を決めて撮影に挑んだ作品です。その後脳内出血にも見舞われ、車椅子での移動を余儀なくされた氏は、四男・林義勝氏の手を借りながら、加速度的なスピードで失われていく江戸の面影を探し、約5年間をかけて、江戸(日本橋)から京都(三条大橋)まで、何度となく足を運び、105点の作品を写真集「東海道」に収録しています。その中から本展では、緑に染まり、鬱蒼とした箱根の杉並木、厳しい詮議がとり行われた新居の関所、艶やかに咲き誇る平安神宮の枝垂桜など30点を展示します。残り少ない時間と競うように撮影された「東海道」。それは、写真家林忠彦が未来へ伝えていくべき日本人の心の縁として残した遺産でもあります。

被写体に真正面から対峙し、その本質を余すところなく写しとろうと試みる氏の強い視線が感じ取られる作品をぜひお楽しみください。

■プロフィール
林忠彦(はやし ただひこ)
1919年 山口県徳山市にある写真館の長男に生まれる。
1937年 オリエンタル写真学校入学。卒業後家業を手伝う。
1940年 内閣情報部の宣伝誌「写真週報」にルポを発表。
42年~45年 華北広報写真協会を結成、北京に渡り、現地で終戦を迎える。
1946年 引揚げ。カストリ雑誌ブームで、作品多数発表。
1947年 「小説新潮」の文士シリーズで注目される。
1953年 二科会写真部を創設。
1964年 『カラー日本百景』(淡交新社)刊。
1971年 『日本の作家109人』(主婦と生活社)刊。日本写真家協会年度賞受賞。
1972年 二科展「織田広喜」で内閣総理大臣賞受賞。
1977年 『日本の画家108人』(美術出版社)刊、翌年、毎日芸術賞および日本写真家協会年度賞受賞。
1980年 『カストリ時代』(朝日ソノラマ)刊。
1983年 『日本の家元』(集英社)刊。紫綬褒章受章。
1986年 『茶室』(婦人画報社)、『文士の時代』(朝日新聞社)刊。
1987年 勲四等旭日小授章授章。日本写真家協会功労賞受賞。「林忠彦五十年写真総集展」東京展開催。以後、地方を巡回。
1990年 『林忠彦写真集 東海道』(集英社)刊。12月18日、肝臓癌のため逝去。享年72歳。
1991年 「林忠彦賞」(周南市・周南市文化振興財団主催)創設。
1995年 周南市美術博物館に「林忠彦記念室」開設。

林義勝(はやし よしかつ)
1950年 林忠彦の四男として東京に生まれる。
1973年 東京綜合写真専門学校卒業。
1974年 「芸能人100人の顔」展(富士フォトサロン)
88年~91年 「龍の北京」展(中国歴史革命博物館ほか)外国人初の個展となる。
93年~96年 「十二支伝説」(サンパウロ美術館ほかニューヨーク、シンガポール、マレーシア、台湾などを巡回し好評を博す)
1997年 「観世榮夫の世界」展(和光ホール)
1999年 「伝元禄忠臣蔵 夢跡」展(赤穂市歴史博物館ほか)
2000年 「龍の伝説」展(コンタックスサロン銀座)「龍の起源」カレンダー 通商産業大臣賞受賞。
2003年 「東海道万華鏡」展(名古屋JRセントラルタワーズほか)
2004年 「OMOTE観世宗家能面写真展」(静岡グランシップほか)
2005年 「写真展 新シルクロード」(林義勝ほか 青山ブックセンター本店)
2006年 「心で撮り継ぐ『道』の物語」(J-POWER「電源開発」本店)
2007年 「十六夜日記」夢枕の風景(J-POWER「電源開発」本店)「新シルクロード」展(コンタックスサロン銀座)「大文字送り火」展(コニカミノルタプラザ)
現在  (社)日本写真家協会会員、林忠彦作品研究室代表。

開催日 2018年03月22日~2018年03月28日
会場 中之島フェスティバルタワー・ウェスト1F
会場住所 大阪市北区中之島3-2-4 地図
地域 京阪神 / 大阪
アクセス 地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅、京阪中之島線「渡辺橋」駅直結
地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分
JR東西線「北新地」駅徒歩8分
JR「大阪」駅徒歩11分
入場料 無料
営業時間 10時~18時00分(写真展最終日のみ15:00まで)

休館日:日曜日・祝日
イベントURL http://cweb.canon.jp/gallery/archive/hayashi-tokaido2018/index.html
大阪市北区中之島3-2-4

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