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インテリア・家具・建築
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LIXILギャラリー企画「クリエイションの未来展」では、2014年9月より日本の建築・美術界を牽引する4人のクリエイター、清水敏男氏(アートディレクター)、宮田亮平氏(金工作家)、伊東豊雄氏(建築家)、隈研吾氏(建築家)を監修者に迎え、それぞれ 3 ケ月ごとの会期で独自のテーマで現在進行形の考えを具現化した展覧会を開催しています。

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【展覧会】「クリエイションの未来展」 第13回清水敏男監修「鈴木基真展 MОD」

【画像キャプション:《 Ghost#1 》 2016 Light box with color transparency h57 × 182 cm ©Motomasa Suzuki, courtesy of Takuro Someya Contemporary Art,photo : Ken Kato】

 「クリエイションの未来展」第 13 回目となる今回は、美術評論家の清水敏男氏監修のもと現代美術の作品展「鈴木基真展 MOD」を開催します。
彫刻家 鈴木基真氏は、これまでアメリカ映画に登場する風景をモチーフに、建物や街を独特のスケールに置き換えた木彫刻を制作してきました。一見すると玩具のような愉しい世界ですが、よく見ると映像の光学的な歪みを表現しており、その視覚のズレに気づいた時、わたしたちは感覚をゆさぶられるような不思議な体験をします。
 鈴木氏は 2017 年 VOCA 奨励賞を受賞しました。その作品はライトボックスによる「Ghost」シリーズです。「Ghost」は、木構造と粘土の塑像で玄関ポーチや窓を制作したのち、写真撮影をして、140 ㎝ほどのライトボックスに仕立てたものです。光を背後から受けて薄闇に浮かぶドアや窓は、鈴木氏の特徴であるざっくりとしたテクスチャに乱反射して揺らいで見えます。まるで灯りが瞬き、家人の気配や話し声まで聞こえてくるような不思議なリアリティです。
 展覧会タイトルの「MOD」とは、「Modification(変更)」の最初の 3 文字で、PC ゲームにおいてユーザーが自由にゲームの改造や追加を行うことを言います。いつも鈴木氏の作品の風景には人物が登場しませんが、そのことによってわたしたちは自らを主人公に置き換えて自由に想像を膨らませることができます。
 本展ではライトボックスシリーズ「Ghost」 3 点のほか、新作の木彫刻 7 点を加えた約 10点を展示します。

開催日 2017年10月12日~2017年12月24日
会場 LIXILギャラリー
会場住所 東京都中央区京橋 3‐6‐18 東京建物京橋ビルLIXIL GINZA 2F 地図
地域 東京 / 千代田区・中央区(銀座など)
入場料 無料
営業時間 10:00~18:00

※水曜日、11 月 26 日(日)
イベントURL http://www1.lixil.co.jp/gallery/
東京都中央区京橋 3‐6‐18 東京建物京橋ビルLIXIL GINZA 2F

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