【展覧会】「単色のリズム 韓国の抽象」
2017年10月14日(土) ~2017年12月24日(日)
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東京オペラシティ アートギャラリーでは2017年10月14日[土]より12月24日[日]まで、「単色のリズム 韓国の抽象」を開催いたします。
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イベントDATA
【画像キャプション:李禹煥 リ・ウファン LEE U-Fan《線より》 1976 岩絵具,膠,キャンバス 100.0 x 80.0 cm 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 photo: 早川宏一】
韓国が生んだ絵画の潮流「単色画(ダンセッファ)」
韓国の抽象絵画は、欧米の同時代美術を受容する過程で東洋的な精神性をたたえた韓国固有の表現として確立し、ことに1970年代に生まれた「単色画(ダンセッファ)」は、極限までそぎ落とされたミニマルな美しさと繊細な息づかいを特徴として豊かな発展をみせました。この動向を担った作家たちは、本国の韓国と並んで日本でもさかんに紹介され、70年代から90年代にかけて両国アートシーンの活発な交流をもたらしました。その後、2015年にヴェネチアで単色画の大規模な展覧会が開催されたことなどがきっかけとなり、急速に再評価が進んでいます。
世界的な注目を集める韓国の抽象絵画
近年、世界的なブームといえるほどの注目を集める韓国の抽象ですが、当館では寺田コレクションの中核のひとつとして1999年の開館当初から収蔵しており、国内でも有数のまとまったコレクションとなっています。本展は、韓国の単色画とそれを受け継ぐ世代を、当館コレクションとともに全国の美術館や所蔵家の協力を得て総合的に展覧するものです。欧米文化の受容から韓国独自のアイデンティティを探求するなかで獲得された、静謐さと洗練をあわせ持つ作品からは、表現とはなにか、というシンプルで奥深い問いが投げかけられているようです。単色の画面に静かに響く呼吸は、私たちの感覚を研ぎ澄まさせ、豊かな視覚体験へと誘ってくれるでしょう。
開催日 | 2017年10月14日~2017年12月24日 |
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会場 | 東京オペラシティ アートギャラリー |
会場住所 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 地図 |
地域 | 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など) |
入場料 | 一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円) 中学生以下無料 ※同時開催「収蔵品展060 懐顧 難波田龍起」、「project N 69 三瓶玲奈」の入場料を含みます。 ※収蔵品展入場券200円(割引は無し)もあり。 ※( )内は15名以上の団体料金 ※障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。 ※Arts友の会会員は無料。(会員証をご呈示ください) ※割引の併用および払い戻しはできません。 |
営業時間 | 11:00 ─ 19:00 (金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで) 休館日:月曜日 |
イベントURL | http://www.operacity.jp |
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