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静嘉堂の香炉コレクションには、中国・南宋官窯の青磁香炉、野々村仁清作の重文「色絵法螺貝香炉」、「銹絵白鷺香炉」といった優品があります。本展では、香合コレクションから約80件を出品し、香炉の優品とともに、豪華な蒔絵の香道具もあわせ、約100件を公開いたします。

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【美術展・展覧会】「~かおりを飾る~ 珠玉の香合・香炉展」

【画像キャプション:国宝 「曜変天目」(「稲葉天目」) 中国・建窯 南宋時代(12~13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵【全期間展示】】

 古くは仏前に芳香を献ずるものであった「香」の文化は、仏教伝播とともにわが国へ伝えられ、宗教上の用途にとどまらず、貴族の生活を彩り、王朝文学の世界へも広がりをみせました。香を焚き、“聞き”あてるための雅な香道具も発達し、室町時代には、日本が中国との交易によって得た漆芸や古銅の香炉など、貴重な唐物が会所で飾られました。
 香合は、香を収める合子のこと、本来は香炉と組み合わせて用いられてきたものですが、“茶の湯”における「炭点前」の成立(16世紀末頃)とともに香炉からはなれ、しだいに自由な素材・造形のものが登場します。漆芸香合、和物の陶磁香合、中国へ注文された染付・赤絵・青磁香合、三彩の交趾香合などがその例で、江戸初期よりその種類は実に多様となりました。
 静嘉堂の香炉コレクションには、中国・南宋官窯の青磁香炉、野々村仁清作の重文「色絵法螺貝香炉」、「銹絵白鷺香炉」といった優品があります。本展では、香合コレクションから約80件を出品し、香炉の優品とともに、豪華な蒔絵の香道具もあわせ、約100件を公開いたしますのでどうぞご期待ください。香合・香炉のまとまっての公開は、20余年ぶりのこととなります。
 本展では、国宝「曜変天目」(「稲葉天目」)も会期中を通して展示いたします。

開催日 2017年06月17日~2017年08月13日
会場 静嘉堂文庫美術館
会場住所 東京都世田谷区岡本2-23-1 地図
地域 東京 / 世田谷区・目黒区・品川区・大田区(下北沢・自由が丘など)
入場料 一般1,000円、大高生700円(20名以上団体割引)、中学生以下無料
営業時間 10:00~16:30(入館は16:00まで)
イベントURL http://www.seikado.or.jp
東京都世田谷区岡本2-23-1
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