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インタラクティブ・工学
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スパイラルは、8×10などの大型フィルムカメラを用いながら、ドキュメンタリーとアートの間を横断するように、時事的なテーマに対して独自のイメージを提起し、国内外で高い評価を獲得している写真家 石塚元太良の展覧会 「panorama(パノラマ)」 を開催します。

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【写真展】Gentaro Ishizuka Exhibition  「panorama」(石塚元太良|パノラマ)

【画像キャプション:Surprise Glacier (2016) (C)Gentaro Ishizuka】

写真が発明される以前の19世紀初頭、欧州で人気を博していたパノラマ絵画のエンターテインメント。
そこでは海辺や高原などの風光明媚なモチーフが精密な風景画として描かれ、

人々をつかの間「ここではないどこか」へと誘った。
一般的には未開の地といえるアラスカの北極圏や、海に浮かぶ氷河の巨大な壁を、

現在の細密なデジタル画像による「架空」のパノラマ写真に展開してみる。
そんな空間で、我々は写真を未だ知らなかった人々の、無垢な想像力を夢想することが可能だろうか──。
石塚元太良

ここではないどこかへ──


荒野をひた走る石油や天然ガスの輸送手段であるパイプラインの姿を収めた「PIPELINE」シリーズ、19世紀にアラスカで興ったゴールドラッシュの遺物を巡る「GOLD RUSH ALASKA」。東京を流れる川にカヤックを浮かべ、川から東京の眺望を撮影した「INNNER PASSAGE」など、ドキュメンタリーとアートの間を横断するように、時事的なテーマに対し独自のイメージを提起している写真家 石塚元太良。その活動は、国内にとどまらず海外でも高く評価されています。

本展では、石塚がアラスカで撮影した全長約6mの未発表のパノラマ作品「Shoup Glacier」「Surprise Glacier」を中心に展示をし、吹き抜けの空間であるアトリウムには、約15mのパノラマ写真を円筒状に仕立て、鑑賞者が中に入りその眺望を楽しむことができる作品を設置します。また、2Fへと続く大きな回廊には「PIPELINE」のシリーズを展示し、鑑賞者は移動しながらまるでパイプラインを追っているようなランドスケープをご覧いただきます。

展覧会タイトルである「panorama」は、写真が発明される以前の19世紀ヨーロッパで流行した、精緻な風景画を展示し人々に仮想現実を楽しませた「パノラマ館」から着想を得ています。当時の人々がパノラマ画の精密な風景画に馳せた「ここではないどこか」への憧憬。本展では、現代の最新技術による精彩な写真を通し、当時の人々が抱いたであろう、目にすることのない僻地の景色を見つめる先にある、我々が生きるこの世界への根源的で無垢な問いを再提示します。

開催日 2017年04月11日~2017年04月16日
会場 スパイラルガーデン
会場住所 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F 地図
地域 東京 / 港区・文京区(六本木など)
アクセス 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅
入場料 無料
営業時間 11:00―20:00 *会期中無休
イベントURL http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_2211.html
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
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