【美術展・展覧会】ボイマンス美術館所蔵ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―

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カテゴリ: 絵画・版画

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オランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館から、同館が世界に誇る傑作、ピーテル・ブリューゲル１世の「バベルの塔」が２４年ぶりに来日します。

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【美術展・展覧会】ボイマンス美術館所蔵ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―

【画像キャプション：ピーテル・ブリューゲル1世　「バベルの塔」　1568年頃　油彩、板　Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands】

＊チケットプレゼント応募締切＊
2017年7月9日（日）／5組10名
応募方法は文末に記載

オランダを代表する美術館の一つ、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館のコレクションから、同館が世界に誇る傑作、ピーテル・ブリューゲル１世の「バベルの塔」と、奇才の巨匠ヒエロニムス・ボスの初来日作品「放浪者（行商人）」、「聖クリストフォロス」を中心に、絵画、彫刻、版画など16世紀ネーデルラント美術のコレクション約90点を紹介します。日本でも非常に人気が高く、注目が集まるボスやブリューゲルですが、現存する油彩作品は、
ボスは約25点、ブリューゲルは40余点と言われています。今回、ボイマンス美術館が改装準備に入るため、特例として日本への貸し出しが承諾されました。まさに「世紀の傑作」の奇跡の来日が実現する展覧会です。

★ブリューゲルの「バベルの塔」はここがすごい！
数あるブリューゲルの作品の中でも、代表作の一つと言われる「バベルの塔」。なぜこの作品が「傑作」なのか。

★ポイント１（壮大な構図を生み出すマクロの想像力）
他の画家による14～15世紀の「バベルの塔」の作例が数階建ての塔を建設する人々を描くのに対し、ブリューゲルは地平線まで見渡すパノラマを背景に、巨大な塔を画面一杯に配置。卓抜した想像力によって、かつて誰も思いつかなかった壮大なスケールで伝説の塔を描くことに成功した。ボイマンス美術館の作品は、ブリューゲル自身が以前に描いた「バベルの塔」より作品サイズは小さいものの、画面に対して塔をより大きく、高く描き、さらなるスケール感を追求している。

★ポイント2（超絶技巧に支えられたミクロの想像力）
一説によると「バベルの塔」に描かれた人々は1400人。建設に従事する姿が、米粒ほどの大きさで実に細かく描かれている。割れたレンガ屑の飛び散った様子や、作業員たちが休む飯場など、建設現場の細部は「実際の塔の建設に何が必要か」とブリューゲルが想像力をめぐらせて描き込んだもの。細部への執拗なまでの想像と細密描写の超絶技巧が、どこにも実在しない塔の描写にリアリティをもたらした。

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開催日	2017年07月18日～2017年10月15日
会場	国立国際美術館
会場住所	大阪市北区中之島 4 -2 -55 地図
地域	京阪神 / 大阪
アクセス	・京阪電車中之島線渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩約5分・地下鉄四つ橋線肥後橋駅(3番出口)より西へ徒歩約10分・御堂筋線淀屋橋駅、京阪電車淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分・JR 大阪環状線福島駅／東西線新福島駅(2番出口)より南へ徒歩約10分・JR 大阪駅、阪急電車梅田駅より南西へ徒歩約20分・阪神電車福島駅より南へ徒歩約10分
入場料	一般1,500円（1,300円）、大学生 1,200円（1,000円）、高校生600円（500円） ※ ( )内は前売・2 0名以上の団体料金 ※中学生以下無料 ※心身に障害のある方とその付添者1名は無料（要証明書） ※本料金で同時開催のコレクション展もご覧いただけます
営業時間	午前10時～午後5時　金曜日は午後7 時まで（入場は閉館の30分前まで）休館日：月曜日※ただし、9月18日（月・祝）、10月9日（月・祝）は開館
イベントURL	http://babel2017.jp