国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

終了しました
カテゴリ
立体・彫刻
インスタレーション
個展・グループ展・展示会
タグ[編集]
このページにタグをつけてみませんか?

メキシコ、オランダなどでのレジデンスを経て制作された映像作品を中心に構成。新作となる映像インスタレーション《きみの内に潜む色》を発表のほか、過去作となる映像作品、発表の映像作品《“からっぽ”の色》や、立 体作品《私の身体の一部は、私の生まれた国に行ったことがない。》などもあわせて展示する。

547 0 0 0
Gallery PARC:次回展【色を漕ぐ:Swimming in Colors 山本聖子 展】のお知らせ

【展覧会概要】==================
 Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2016年9月10日(土)から9月25日(日)にかけて、山本聖子による個展「色を漕ぐ:Swimming in Colors」を開催いたします。

 2004年に大阪芸術大学芸術学部美術学科立体コースを卒業、2006年に京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻を修了した山本聖子(やまもと・せいこ 1981年京都生まれ)は、おもに彫刻・インスタレーション作品の発表により、2011年には六甲ミーツ・アート芸術散歩2011公募大賞受賞、Tokyo Midtown Award 2011アートコンペグランプリ受賞などで注目を集め、以後も積極的に発表に取り組んでいます。また、近年ではメキシコ(2013~14年)やオランダ(2014年)など海外へのレジデンスに積極的に参加しており、その作品も彫刻のみならず映像・インスタレー ションへと展開しています。
 ニュータウンで生まれ育った山本は、画一的にデザインされた都市空間と、その中にあって不確かに揺らぐ自らの身体との違和感を覚え続けてきたといい、その不安や疑問に端を発したかのような作品を制作します。不動産チラシの物件間取りを切り抜き、ラミネートした後に再度切り抜いたピースを無数に接続し、圧倒的なサイズの面へと展開した『間取り図』作品は、無数の「画一」が集合した地平に、有機的で混沌とした美しさが潜むことを「探し・求めた」ものであるといえ、その探求は山本の感じる「都市と身体との不整合」を統合するための切実なものであったといえます。
 また、2013~14年の海外でのレジデンスを契機に、この探求は個人的・平面的・物質的な視点から、様々な都市と人、その足元の大地や歴史などを含めた立体的な視点をもって展開されることになります。2015年のGallery PARCでの個展「白い暴力と極彩色の闇」において、これまで作品の大きな要素となってきた身体性や物質性のあいまいさは、「色」という要素に重ねられ、より多層化したテーマとされました。
 我々にとって身近で、かつ実はその正体を規定しえない「色」を作品の要素としたことで、山本の個人的な違和感や探求は、鑑賞者にとって様々スケールやリアリティでの読み替え可能なものとなりました。水槽の中に入れらた様々な色彩(染められた紙片)が混じり合い、次第に「闇」となる作品《Darkness 》や、自身のパフォーマンスにより、世界地図の上に立てられたカラフルな無数ロウソクが一斉に燃え盛り、黒く煤けたロウが溶けて次第に世界を覆う様子を捉えた映像作品《 極彩色の闇 》などは、山本の内なる感覚と世界が「ただ」ようやく繋がったものとして見ることができます。

 本展覧会「色を漕ぐ」は、こうした近年の山本の取り組みを引き続き展開させるものとなります。
 新作となる映像インスタレーション《きみの内に潜む色》を発表のほか、過去作となる映像作品《”darkness”》《 極彩色の闇》、未発表の映像作品《“からっぽ”の色》や、立体作品《私の身体の一部は、私の生まれた国に行ったことがない。》などもあわせて展示いたします。
 これまで、世界を水面に浮かぶ色の様相として「見渡す」かのように捉えていたのに対し、「漕ぐ」という能動的な言葉が接続された本展では、自身を含めた様々な色が混じり合い、うねり対流する世界を海という塊と捉えるとともに、そこに飛び込み、漕ぐという意志を持つ「私」のあり方によって、ふたたび世界と自分の存在を確認するものです。


また、山本聖子は9月22日より下記の展覧会に参加しております。こちらも合わせてお楽しみいただければ幸いです。

*「山本聖子:色を漕ぐ:Swimming in Colors」の詳細については下記よりご覧下さい。
 http://www.galleryparc.com/exhibition/exhibition_2016/2016_9_10_yamamoto.html

【名古屋】Assembridge Nagoya現代美術展 『パノラマ庭園 -動的生態系にしるす-』 
 会期 2016年9月22日(木・祝)~2016年10月23日(日) 11:00~19:00
 会場 港まちポットラックビル、旧名古屋税関港寮、ほか多数
 入場 700円(あいちトリエンナーレパスポート提示で100円引)
 Web http://assembridge.nagoya/

開催日 2016年09月10日 11:00~2016年09月25日 19:00
会場 Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]
会場住所 〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48 三条ありもとビル [グランマーブル]2階 地図
地域 京阪神 / 京都
アクセス  阪急河原町駅・三条京阪駅より徒歩15分、地下鉄東西線京都市役所前駅より徒歩5分
 三条通・御幸町通の交差点北西角[グランマーブル]店舗内より2階へ
入場料 無料
営業時間 11:00~19:00
月曜日休廊・金曜日20:00まで
電話番号 075-231-0706
イベントURL http://www.galleryparc.com/exhibition/exhibition_2016/2016_9_10_yamamoto.html
イベントtwitter https://twitter.com/galleryparc
〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48 三条ありもとビル [グランマーブル]2階
京阪神・京都
2024/4/13 ~ 2024/5/12
京阪神・京都
2024/4/13 ~ 2024/5/12

まだこのイベントが書かれたブログはありません。

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

開催中 2024年5月1日(水)

2024年6月16日(日)
東京 未定義

溝渕ゆう子個展【原始惑星 -Proto...

約4年ぶりの個展を開催!《原始惑星-Protoplanet-》で魅せる現代美術作家 溝渕ゆう子...

開催中 2024年3月23日(土)

2024年5月19日(日)
京阪神 兵庫

エルマーのぼうけん展

作者ルース・S・ガネット氏の幼少期の写真やノート、挿絵を担当した義理の母ルース・C・ガネット氏...

開催前 2024年12月16日(月)

2025年5月19日(月)
南関東 神奈川

ポーラ美術館コレクション選 西洋絵画 ...

心をゆさぶるコレクションの名品で辿る、印象派という革命

もうすぐ終了 2024年5月9日(木) 11:00

2024年5月18日(土) 17:00
東京 港区・文京区(六本木など)

伊藤あずさ展「移りゆく季節と記憶の残像」

版画や油画、和紙を取り入れたコラージュなど幅広い表現を展開する伊藤あずさの個展。本展では有り触...

このイベントに行きたい人0人