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小川敦生氏による一本の線が展開する文様のような作品シリーズ。Circuito Inutile(役に立たない回路)と名付けられたその線は、一体何を表現し、私たちに問いかけるのか。

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小川敦生~Circuito Inutile(役に立たない回路)展~

この度、Hideharu Fukaskaku Gallery Roppongiでは、「小川敦生Circuito Inutile(役に立たない回路)展」を開催いたします。
小川敦生氏は反復、脱線…様々に展開する細部の集積から、文様めく全体を手で紡ぐドローイング作家です。線自体の自律に任せるかにして一本へと収斂する描線は、折々の機会、媒体に応えた姿で現れます。紙の上に止まらず、黒板、ガラスや鏡、石鹸…と辿ってきた支持体の遍歴も持っています。
今展では、描線を回路と見立て、通電させることでそれが一つの輪から成ることを明示しています。 
小川氏は「スイッチを入れると起動する。その瞬時の反応が、スイッチという端緒が起動という帰結へと、確かに伝わっている、繋がっている証のように覚える。けれど、こんな具合のことはないか。直線上にあって互いに応えているように見える二者が、実は関連のない別個の趣旨に向かって手を振っていただけということが。そうであればスイッチにしても、オブジェクトの転換と機関の起動との関係は切り離され、ただ単に同じ時間に居合わせただけのことと考えられなくもない。原因と結果とは、偶々同時にあって結ばれているように見える錯覚なのかもしれない。一方でこれは逆説的に、同時に起こる事象は並べて関連付けられる可能性があることをも導く。出港する船に手を振る僕のいる延長線上のどこかで、見知らぬあなたが帰宅する家の窓に覗く母へと手を振る…役にも立たない回路が通電する。」と語ってます。作家小川氏ならではの感性で生み出されるドローイングの世界をご堪能いただける展覧会になっています。

開催日 2016年08月18日 11:00~2016年08月31日 17:00
会場 Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi
会場住所 東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1階 地図
地域 東京 / 港区・文京区(六本木など)
アクセス *都営大江戸線「六本木駅」8番出口 目の前
*東京メトロ日比谷線[六本木駅]4a 出口より徒歩3 分
*東京メトロ千代田線[乃木坂駅]3 番出口より徒歩3 分
入場料 無料
営業時間 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
電話番号 03-5786-1505
イベントURL http://www.f-e-i.jp
イベントtwitter http://twitter.com/HFG_ginza
東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1階
東京・港区・文京区(...
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東京・港区・文京区(...
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東京・港区・文京区(...
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東京・港区・文京区(...
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