流体-松本文仁/森田しのぶ
2014年11月15日(土) ~2014年12月14日(日)
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<鳥取県立博物館>
時間と空間、独自の死生観を流れるようなかたち/流体 にのせて表現する二人の作家の軌跡
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イベントDATA
「シリーズ 鳥取の表現者」は、鳥取にゆかりがあり、活躍めざましい作家を中心に、今日の鳥取県の美術状況を紹介する展覧会です。6回目となる今回は、現在県内外で活躍する松本文仁、森田しのぶの二人を紹介します。
1959年境港市に生まれた松本文仁は、パネルに金属や木の板をコラージュして、分厚く堅固なマチエールを作り、そこにテーマである「運命論的な死」を具象的に表現します。作品のテーマとなる人物と、その人物にまつわる物語をもとに画面上に構築される事物は、死に照らされた生の象徴であるといいます。
1956年鳥取市生まれの森田しのぶは、カンヴァスに幾重にも絵の具を重ねながら、絵の具の質感をむしろ排除して幻想的なイメージを紡ぎ出します。抽象的な表現としての流れるような曲線は、見る者に命の生成や流転をイメージさせます。
二人の作家の表現は対照的といえますが、流れるようなかたちがその作品の根底にあるという点で共通しています。金属や板といった存在感のある素材を使いながらも、その形は光を鈍く反射しながら揺らいでいて、安定を拒むかのように見える松本作品。青い空間で、時に絡まり時にほどけながら、とどまることなく浮遊する形体を執拗に描いた森田作品。両者に共通する流れ揺らめく曲線は、移ろう時間や空間、それぞれの死生観の表われです。
この展覧会では、時間と空間、独自の死生観を流れるようなかたち/流体 にのせて表現する二人の作家の軌跡を、初期から近作まで合わせて約80点の作品によって紹介し、その四半世紀の画業を回顧します。
開催日 | 2014年11月15日~2014年12月14日 |
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会場 | 鳥取県立博物館 |
会場住所 | 鳥取県鳥取市東町二丁目124番地 地図 |
地域 | 中国 / 鳥取 |
アクセス | [JR鳥取駅からバスで] 砂丘・湖山・賀露方面行 「西町」 下車 約400m 市内回り岩倉・中河原方面行 「わらべ館前」 下車 約600m |
入場料 | 一般=500円 前売り・20名様以上の団体=300円 次の方は無料です。 ○大学生以下 ○学校教育活動での引率者 ○70歳以上の方 ○障がいのある方・要介護者及びその介護者 |
営業時間 | 9:00~17:00 入館は閉館の30分前まで 会期中無休 |
イベントURL | http://www.pref.tottori.jp/museum/ |
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