生誕100年 岡田徹展
2014年10月5日(日) ~2014年11月30日(日)
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<清須市はるひ美術館>
岡田徹生誕100年を記念し、生涯に手がけた代表的なシリーズをたどることでその画業を紹介します。前衛としての闘志を失うことなく時代を駆け抜けた岡田の生き様は、現代のわれわれにも多くの示唆を与えてくれることでしょう。
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イベントDATA
名古屋生まれの岡田徹(おかだてつ)[1914(大正3)~2007(平成19)年]は二十歳頃、ヨーロッパから日本にもたらされたシュルレアリスム(超現実主義)に魅了されます。1937(昭和12)年、名古屋で初のシュルレアリスム絵画グループであるトルピや、前衛作家たちの集まりであるナゴヤアバンガルドクラブの結成に参加。1939(昭和14)年には、全国のシュルレアリスムの画家が結集した美術文化協会に加わり、作品を発表しました。
しかし、1941(昭和16)年、太平洋戦争の開戦を目前にした時局がら、シュルレアリスムは共産主義と関連づけられ、美術文化協会を率いる福沢一郎や、日本におけるシュルレアリスムの先導者瀧口修造が治安維持法違反の嫌疑で検挙。岡田自身も特高警察による家宅捜索を受け、ほとんどの作品が没収されてしまいます。
作家たちの自由な制作が弾圧されるこうした戦争体験は、岡田に権力の濫用に対する嫌悪と、体制への反骨精神を植えつけることとなりました。戦後は社会を鋭く見つめるテーマに取り組み、「緑の作品」「天使」「カラス」「原爆」「星の夜」等のシリーズを生み出します。シュルレアリスム風の幻想的な画面で、戦争、殺戮、環境破壊等、一貫して人間の愚かさを告発し、その悲哀に寄り添い続けたのです。同時に、長く美術文化協会の代表を務めるかたわら、中部在野美術連盟や中部美術家協議会を立ち上げて展覧会を企画するなど、美術界の発展のために力を尽くしました。
本展では、岡田徹生誕100年を記念し、生涯に手がけた代表的なシリーズをたどることでその画業を紹介します。前衛としての闘志を失うことなく時代を駆け抜けた岡田の生き様は、現代のわれわれにも多くの示唆を与えてくれることでしょう。
| 開催日 | 2014年10月05日~2014年11月30日 |
|---|---|
| 会場 | 清須市はるひ美術館 |
| 会場住所 | 愛知県清須市春日夢の森1番地 地図 |
| 地域 | 東海 / 愛知 |
| アクセス | ◎JR東海道本線清洲駅下車 徒歩約20分 または「きよすあしがるバス」をご利用ください。 ◎JR東海道本線稲沢駅下車 タクシーで約10分 ◎名鉄本線新清洲駅下車 タクシーで約10分 |
| 入場料 | 10:00〜19:00 (入館は18:30まで) 休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日) |
| 営業時間 | 一 般 500円(450円) 中学生以下無料 ※( )内は前売 及び 20名以上の団体料金 |
| イベントURL | http://www.museum-kiyosu.jp |
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