ふたつの時代ー所蔵品でたどる「パリの日本人」第一部 フジタのいる街角ー巴里の誘惑、1910~30年代
2014年10月25日(土) ~2014年12月7日(日)
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- 絵画・版画
- 個展・グループ展・展示会
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<目黒区美術館>
戦前・戦後、ふたつの時代のパリに関わった画家と作品を二部構成でご覧いただきます。
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イベントDATA
目黒区美術館では、作品収集の基本的な方針のひとつとして、「海外で学んだ画家たちとその作品」を掲げて作品収集を進めてきました。本年度は、この絵画作品の中から、戦前・戦後、ふたつの時代のパリに関わった画家と作品を二部構成でご覧いただきます。
その第一部となる本展では、第一次世界大戦前夜の1910 年頃から1940 年頃まで、パリを舞台に、研鑽をつみ、時に脚光を浴びた日本人たちの足跡を思い起こします。本展の「経糸」となるのは、当館でもシャーマン・コレクション」はじめ、多くの作品を所蔵する藤田嗣治。藤田が日本を旅立った1913 年、すでにパリでは何人もの日本人画家たちが制作に励んでいましたが、本展は、まず「藤田以前」の作家たち(安井曾太郎、梅原龍三郎、澤部清五郎 ほか)の作品を第一章として取り扱い、明治末~大正初期の画家たちの留学」の跡を検証します。パリで苦闘の中から制作の方向を定めた藤田は、1920 年代前半には画壇の寵児となります。続く第二章以下では、第一次世界大戦を挟んで1920 年代後半にかけてパリに渡った多くの作家たちの中から、藤田とその周辺の画家たち(高野三三男、小柳正、岡鹿之助 ら)の作品群、そして、伊原宇三郎や児島善三郎など1920 年代半ばから数を増したパリ在住の日本人作家たちをとりあげます。豊かに成熟した伝統の上で、さまざまな価値観が交錯する華やかなパリにあって、古典から同時代の最尖端まで、幅広く奥深い絵画の世界に触れた日本人たちは、貪欲に知識と技術を吸収しながら、やがて西欧文明と自らの内なる日本をめぐる問題にも直面することになります。作品収集と並行して、目黒区美術館では、海外での日本人画家たちの制作や日常生活を伝える、多くの希少な周辺資料を収集してきました。エスキースや素描、画材はじめ勉学や制作を示すものから、さまざまな印刷物、音楽や文学、バレエやオペラからキャバレーまで、画家達の興味を引いたさまざまなものにかかわるチケットやパンフレット、さらにはメトロやバトゥのチケットやデパートの包み紙まで、戦前の日本人画家たちの制作と生活の姿、画家たちの息遣いをご覧いただきます。
| 開催日 | 2014年10月25日~2014年12月07日 |
|---|---|
| 会場 | 目黒区美術館 |
| 会場住所 | 東京都目黒区目黒2-4-36 地図 |
| 地域 | 東京 / 世田谷区・目黒区・品川区・大田区(下北沢・自由が丘など) |
| アクセス | 【電車をご利用の場合】 ○「目黒駅」をご利用の場合(徒歩約10分) ○「中目黒駅」をご利用の場合(徒歩約20分) 【バスをご利用の場合】 ○ 東急バス・都営バス「権之助坂」停留所をご利用の場合(徒歩約5分) ○ 東急バス「田道小学校入口」停留所をご利用の場合(徒歩約3分) |
| 入場料 | 一 般 500円(400円) 大高生・65歳以上 400円(300円) 小中生 無料 ( )内は20名以上の団体料金、障がいをもつ方は半額、付添い者1名は無料 ※第一部のチケット半券ご持参で、第二部(会期:2015年2月14日~3月22日)の観覧料が団体料金となります。受付でご提示ください。 |
| 営業時間 | 10:00~18:00 (入館は17:30まで) 休館日 月曜日 ただし、11月3日(月曜日)及び11月24日(月曜日)は開館し、11月4日(火曜日)及び11月25日(火曜日)は休館。 |
| イベントURL | http://mmat.jp/ |
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