川崎市制90周年記念事業 「岡本太郎とアール・ブリュット-生の芸術の地平へ」展
2014年7月19日(土) ~2014年10月5日(日)
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<川崎市岡本太郎美術館>
様々な表現世界を持った人たちの作品や子どもたちの絵や障害をもちながら作り続ける作家たちの作品を紹介いたします。
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イベントDATA
1950年岡本太郎は『アヴァンギャルド藝術』(美術出版社刊)を著しました。この本の中で岡本は、表現の始源を問うような発言をしています。
「未開人も子供も狂人も、論理的に明らかに矛盾していること、例えば自分が自分であると同時に兎であるとか、雲だというような、あり得べからざることを平気で信じたり、夢で見た世界と現実の世界とを矛盾のままごちゃごちゃにして、ともに実在だと考えたりします。」
「彼らの表現はノーマルな社会の分別では到底考えられない、恐ろしい程の激しさを持っているのです。それはかえって我々を根源的な感動に回帰させる異常な魅力です。」
(原文のまま P109、P110)
当時、これらの発言は多くの若いアーティストたちに刺激を与えたようです。戦後、岡本はアヴァンギャルド(前衛)芸術の旗手として、作品を発表し、講演を行い、また多くの雑誌に彼の芸術論を執筆するなど、エネルギッシュに活動しました。岡本はこの『アヴァンギャルド藝術』の中で、アヴァンギャルド芸術と同じ地平に「子どもの絵」「精神障害者の絵」「民族資料」をのせて自身の芸術観を語っています。
本展では美術の専門教育を受けていなくても独自の表現で自分の世界を築いた表現者たちを「アール・ブリュット(生(き)の芸術)」と捉えて、その様々な作品を紹介します。「アール・ブリュット」はフランスのアーティスト、ジャン・デュビュッフェによって生み出された言葉です。このデュビュッフェの「アール・ブリュット」は、英訳され「アウトサイダー・アート」という名称で世界中に広がっていきました。この「アール・ブリュット」の考えは、岡本太郎の『アヴァンギャルド藝術』の芸術観と繋がるものではないでしょうか。
本展は「岡本太郎とアール・ブリュット-生の芸術の地平へ」と題し、様々な表現世界を持った人たちの作品や子どもたちの絵や障害をもちながら作り続ける作家たちの作品を紹介いたします。
開催日 | 2014年07月19日~2014年10月05日 |
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会場 | 川崎市岡本太郎美術館 |
会場住所 | 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 地図 |
地域 | 南関東 / 神奈川 |
アクセス | 最寄り駅:小田急線向ヶ丘遊園駅 向ヶ丘遊園駅南口から美術館までは徒歩で約17分です。 その他詳細はイベントURLよりご確認ください。 |
入場料 | 一般 800(640)円 高・大学生・65歳以上 600(480)円 中学生以下 無料 ※( )内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) 休館日 月曜日(7月21日、9月15日を除く)、7月22日(火)、9月16日(火)、9月24日(水) |
イベントURL | http://www.taromuseum.jp/ |
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