ホイッスラー展
2014年9月13日(土) ~2014年11月16日(日)
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- 絵画・版画
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<京都国立近代美術館>
アメリカ、イギリス、フランスの20か所以上の美術館など所蔵機関から、油彩・水彩・版画作品約130点が集結!日本では27年ぶり、世界でも20年ぶりとなるホイッスラー回顧展です。
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イベントDATA
ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(1834-1903)は、アメリカのボストン近郊ローウェルに生まれ、パリの印象派の画家たちと交流をもちつつロンドンを拠点に活躍した、19世紀後半を代表する画家・版画家です。また彼は、万博を契機として欧米にブームを巻き起こした日本の美術・工芸品から大きなインスピレーションを得て独自の画風を確立したことで、ジャポニスムの先駆的芸術家としても世界的に知られています。
ホイッスラーは、当時主流であった歴史や教訓を伝達するメディアとしての絵画を否定し、絵画そのものの表現力、つまり絵画における純粋な視覚的効果を追求しました。「芸術のための芸術」を目指す、いわば唯美主義の主導者として、彼は画面における色や形の調和に主眼をおいた作品を産み出し、同時代の芸術家たちに広く影響を与えました。そして作品制作における自らの信念を、彼は、作品タイトルに「シンフォニー」や「アレンジメント」といった音楽用語を付すことで明らかにしようとしました。
本展覧会ではまず、パリ時代にギュスターヴ・クールベの作品と出会うことでレアリスム(写実主義)から出発したホイッスラーが、唯美主義の画家として独自のスタイルを確立していくさまを、彼が主に手がけた二つのモティーフ、第一章の人物画と第二章の風景画でご紹介します。そして最後に、彼の画風展開における最も重要な契機であるジャポニスムが、どのような輝かしい成果へと結実したかを第三章でご覧いただきます。
本展は、アメリカ・イギリス・フランスから、ホイッスラーの油彩画・水彩画そして版画の代表作約130点を集めて開催される、国内では約30年ぶりとなる大回顧展です。ホイッスラーに影響を与えた浮世絵などの参考作品・資料をも含む本展で、19世紀後半の欧米画壇を席巻した巨匠の輝きを、是非ご覧下さい。
*掲載画像について
《白のシンフォニー No.2:小さなホワイト・ガール》
1864年 テート美術館
©Tate, London 2014
開催日 | 2014年09月13日~2014年11月16日 |
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会場 | 京都国立近代美術館 |
会場住所 | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 地図 |
地域 | 京阪神 / 京都 |
アクセス | ■地下鉄ご利用の方 地下鉄東西線「東山」駅下車徒歩約10分 その他詳細はイベントURLをご確認ください |
入場料 | 一 般 1500(1300) 大学生 1100(900) 高校生 600(400) 中学生以下 無料 ※( )内は前売り及び20名以上の団体料金 ※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。 ★2展早割セット券★ 「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展(京都市美術館)」と「ホイッスラー展」の観覧券がセットでお得! 期間限定2展早割セット券:2,000円 ※両展合わせて当日一般3,000円のところ1,000円お得! |
営業時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) ※9月20日(土)・21日(日)は午後8時まで開館 (入館はいずれも午後7時30分まで) 休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌火曜日) (ただし、9月22日(月)、10月14日(火)、11月4日(火)は開館) |
イベントURL | http://www.jm-whistler.jp/ |
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