マリー・ローランサン展 ~女の一生~
2014年4月12日(土) ~2014年6月22日(日)
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<三鷹市美術ギャラリー>
パリ生まれのマリー・ローランサン(1883-1956)は優雅な色彩による独自の作風で知られています。
本展では、初期の自画像から始まり独自の作風が確立してからの優雅な女性像を中心に幅広い作品69点を展示する予定です。
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イベントDATA
20世紀前半のパリを活動拠点としたエコール・ド・パリの多くの画家たちのなかでも、モーリス・ユトリロとマリー・ローランサンは図抜けて日本での人気が高い画家です。共に1883年のパリに婚外子として生を享け、二つの世界大戦を背景に独自の画業を展開し、ユトリロは1955年、ローランサンは翌56年、やはり共にパリに没しました。諸外国や地方から流れ着いた他の画家たちに比べ、この二人の生は分かちがたくパリという故郷に結びついたものであったと言ってよいでしょう。
当ギャラリーでは、2007年「モーリス・ユトリロ展~モンマルトルの詩情~」を開催しその画業を紹介しました。今回はもうひとりの画家、マリー・ローランサンの作品を展覧いたします。
画家ローランサンの特異な点は、今では考えづらいことですが、女であるということでした。17世紀に起源を持つパリの国立美術学校が女性の入学を認めたのは1897年です。女性画家の存在は稀でした。そんな時代のパリにあって、マリーはブラックやピカソを通してキュビスムへ傾倒し、詩人アポリネールと出会います。しかし刺激し合う関係も長くは続かず別離があり、ドイツ人男爵との結婚、直後の大戦勃発によるドイツ人としての亡命生活、ニコル・グルーとの出会い、終戦と離婚、そして再びのパリです。時代はまたしても暗雲漂う方向に傾きますが、マリーの明るく優美な色彩と形態は、それらをも包み込むようにしなやかな女性性を確立してゆきます。20世紀のパリに生きたひとりの女の生涯がここにあります。
開催日 | 2014年04月12日~2014年06月22日 |
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会場 | 三鷹市美術ギャラリー |
会場住所 | 東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORAL(コラル)5階 地図 |
地域 | 東京 / 東京市部(吉祥寺など) |
アクセス | JR三鷹駅南口4・5番バスのりばから3つ目「八幡前・芸術文化センター」下車すぐ。 または6・7番のりばから「八幡前」下車1分。または徒歩約15分(三鷹駅より1.2km)。 |
入場料 | 会員=480円 一般=600円 65歳以上・学生(大・高)=300円 中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料 |
営業時間 | 10:00〜20:00(入館は19:30まで) 休館日 月曜日(5/5は開館)、5/7(水) |
イベントURL | http://mitaka.jpn.org/gallery/ |
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