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<資生堂ギャラリー>
17世紀スペイン絵画の巨匠、ディエゴ・ベラスケスの名画「ラス・メニーナス」をテーマにした写真作品を展示

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LAS MENINAS RENACEN DE NOCHE  森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る

森村泰昌は、1985年にゴッホの自画像に自ら扮した作品を発表し、以降、今日に至るまで一貫して「自画像的作品」をテーマに作品をつくり続けています。1988年にはベネチア・ビエンナーレ/アペルト88に選出され、国内外に活躍の場を広げました。1996年には「美に至る病/女優になった私」(横浜美術館)、1998年「空想美術館/絵画になった私」(東京都現代美術館)、2001年「私の中のフリーダ」(原美術館)、2010年「なにものかへのレクイエム/戦場の頂上の芸術」(東京都写真美術館他)など話題となる個展を次々に開催。2007年度には芸術選奨文部科学大臣賞、2011年秋には紫綬褒章を受章した、日本を代表するアーティストの一人です。また、来年開催される横浜トリエンナーレ2014では、アーティスティック・ディレクターを務めます。

資生堂では、1994年にザ・ギンザアートスペースで個展「サイコボーグ マドンナ・マイケル・モリムラの関係」を開催して以来、約20年ぶりの展覧会の開催となります。その間、1997-2002年には『花椿』誌で「森村泰昌のラヴレター」を連載。現在もリニューアルした『花椿』誌で「美の毒な人々」を連載中です。

本展では、17世紀スペイン絵画の巨匠、ディエゴ・ベラスケスの名画「ラス・メニーナス」をテーマにした写真作品を17点展示する予定です。「ラス・メニーナス」は、通常絵画の外にいる画家が絵の中に登場し、画家・モデル・鑑賞者の立場と視線が行き交う、複雑な構図により成り立っています。この絵はどんな目的で描かれたのか、絵の中のキャンバスに描かれている対象は誰だったのかなど、多くの謎を持つ作品で、これまでにさまざまな解釈がなされてきました。
森村は1990年に「美術史の娘」のシリーズで、ベラスケスが描いたマルガリータ王女をもとにした作品を制作しました。いつかは「ラス・メニーナス」についての作品を制作したいと、そのときから考えていた森村は、「ラス・メニーナス」を再現するだけではなく、この絵画をもとに森村が新たな物語をつくり、“全8幕の一人芝居”として表現します。作品の背景となる美術館の部屋は、今年2月にマドリッドのプラド美術館で撮影してきました。登場人物の撮影は、6月末から7月初めに森村が客員教授を務める京都市立芸術大学で、特別授業として学生たちに公開制作するというかたちで行われました。
本展では、物語の場面となる写真作品と、登場人物の肖像写真など、総数17点を展示する予定です。これまで森村は絵画や写真のフレームの中を意識して作品をつくってきましたが、今回は登場人物がフレームの外の美術館に現れるというダイナミックな展開が繰り広げられます。また、扮装していない森村自身が初めて作品に登場します。
西洋絵画を代表する作品に独自の解釈と想像力が加わった、謎めいていてスリリングな森村泰昌の美の世界をお楽しみください。

作品制作のためのヘアメークは、資生堂ビューティートップスペシャリストの計良宏文が担当しました。また、本展のために制作された衣装とウィッグの一部は、SHISEIDO THE GINZA 1Fで展示する予定です。

開催日 2013年09月28日~2013年12月25日
会場 資生堂ギャラリー
会場住所 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階 地図
地域 東京 / 千代田区・中央区(銀座など)
アクセス 地下鉄銀座駅 A2出口から徒歩4分
地下鉄新橋駅 1番出口から徒歩4分
JR新橋駅 銀座口から徒歩5分
入場料 入場無料
営業時間 平日 11:00—19:00  日・祝 11:00—18:00   

毎週月曜休
イベントURL http://group.shiseido.co.jp/gallery/?rt_pr=tr073
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
東京・港区・文京区(...
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