再興院展100年記念 速水御舟―日本美術院の精鋭たち―
2013年8月10日(土) ~2013年10月14日(月)
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<山種美術館>
2014年に院展が再興100年を迎えることを記念し、当館に縁の深い院展画家、そして当館コレクションの中でも最も重要な院展画家の一人・速水御舟に焦点をあてた展覧会を開催します。
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イベントDATA
山種美術館は、近代・現代の日本画を中心に、とりわけ日本美術院(院展)の画家たちの作品を数多く所蔵しています。2014年に院展が再興100年を迎えることを記念し、当館に縁の深い院展画家、そして当館コレクションの中でも最も重要な院展画家の一人・速水御舟(1894~1935)に焦点をあてた展覧会を開催します。
院展は岡倉天心の精神を引き継いだ横山大観、下村観山らを中心に1914(大正3)年に再興されました。当時の日本画家たちは押し寄せる西洋画に相並ぶ、新時代の日本画を探求しており、再興院展は官展とともに中心的な役割を果たしていました。そのなかでも御舟は第一回目から再興院展に出品し、常に新たな日本画に挑み続けた画家でした。
御舟の約40年という短い人生における画業は、伝統的な古典学習、新南画への傾倒、写実に基づく細密描写、そして象徴的な装飾様式へと変遷しました。一つの画風を築いては壊す連続は、型に捉われない作品を描き続けた、画家の意欲の表れといえるでしょう。
本展では、御舟の芸術の変遷を、再興院展という同じ舞台で活躍した画家たちとの関わりを中心にご紹介いたします。御舟芸術の軌跡は、同門の今村紫紅、小茂田青樹、さらには御舟をいち早く評価した大観、そして小林古径、安田靫彦、前田青邨など、つながりの深い院展画家たちとの交流や、同時代の院展の動向と密接に関わっていました。当館の誇る御舟コレクションから、古典学習と構成美の集大成《翠苔緑芝》(院展出品作)や、写実により幻想的な世界を表現した《炎舞》【重要文化財】をはじめとする代表作の数々を、同時代の画家たちの作品とともにご覧いただきます。大正期から日本画壇の中心であり続ける再興院展の芸術の神髄に迫ります。
【関連講演会】
「速水御舟と院展の画家たち」
講師:山崎 妙子(山種美術館館長)
2013年8月10日(土)17:00~18:30
会場:國學院大學 院友会館
参加費:無料
ただし、本展観覧券(または半券)のご提示が必要です。
提示がない場合は観覧券をご購入いただくことになります(当日会場で購入可能)。
※予約制。講演会には、受講証および本展観覧券(または半券)の両方をお持ちの方のみご入場いただけます。
お申込み方法:WebフォームまたはFAXにて
詳細:http://www.yamatane-museum.jp/event/2013/08/-100.html
*掲載画像について
速水御舟 《翠苔緑芝》
1928(昭和3)年
紙本金地・彩色
山種美術館
| 開催日 | 2013年08月10日~2013年10月14日 |
|---|---|
| 会場 | 山種美術館 |
| 会場住所 | 東京都渋谷区広尾3-12-36 地図 |
| 地域 | 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など) |
| アクセス | JR・東京メトロ日比谷線 恵比寿駅西口より徒歩約10 分 恵比寿駅西口より都バス(学06 番 日赤医療センター前行)広尾高校前下車、徒歩1分 渋谷駅東口ターミナルより都バス(学03 番日赤医療センター前行)東4丁目下車、徒歩2分 |
| 入場料 | 一般 1000 円(800円) 大高生 800 円(700)円 中学生以下 無料 ※ゆかた割引 ゆかたや着物でご来館のお客様は、入館料が当日料金から一般200 円引き、大高生100 円引きとなります。 ※( )内は20 名以上の団体料金および前売料金 ※障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料 |
| 営業時間 | 午前10時から午後5時 (入館は午後4 時30 分まで) 休館日 月曜日(但し、9/16、23 は開館、翌火曜日は休館) |
| イベントURL | http://www.yamatane-museum.jp/ |
| イベントX(旧twitter) | yamatanemuseum |
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