特別企画展 「今昔東海道 山下清と歌川広重 東海道五十三次」
2012年10月4日(木) ~2012年12月2日(日)
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<中山道広重美術館>
清、広重が最後に描いた東海道五十三次をご覧いただき、私たち日本人が忘れかけている穏やかな時の流れに身をまかせていただければ幸いです。
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イベントDATA
本年生誕90周年を迎えた「日本のゴッホ」、放浪 の天才画家・山下清。
彼は42歳の頃から素描による「東海道五十三次」の制作を始めました。清はライフワークとしてこの大作に取り組み、最終的には貼絵にすることを夢見てい たのです。東海道の旅は、東京から京都まで5年の歳月をかけて取材とスケッチを行い、アトリエで制作に専念しました。
ところが、ちょうど熱田神宮のデッサンを仕上げた時、清は眼底出血を起こしました。そのため制作を中断せざるを得ず、長期静養に入りました。そして2年 後、脳出血により49歳で急逝し、「東海道五十三次」は清の遺作となりました。
清の死後、「東海道五十三次」は未完に終わったと思われていましたが、京都までの残り13図がアトリエの整理をしていた家族によって発見されたのでし た。こうして「東海道五十三次」は貼絵にこそなりませんでしたが、完成をみたのです。
残念ながら、ペン画で描かれた素描はその後散在し、現在では記録用に遺族が保管する版画が残るだけですが、清の緻密な描写、そして「東海道五十三 次」に付された本人の素朴な言葉が、清にしか作り出すことのできない「東海道五十三次」を表現した大作として、多くの人々の感動を呼んでいます。
また本展では清の遺作となった「東海道五十三次」にあ わせて、歌川広重の風景版画としては最晩年作にあたる≪五十三次名所図会≫(通称:竪絵東海道)も 併せて展示いたします。各宿場、宿場周辺、街道筋の名所が描かれた本シリーズには、人が人のスピードで東海道を旅した時代の情景が描かれています。
清、広重が最後に描いた東海道五十三次をご覧いただき、私たち日本人が忘れかけている穏やかな時の流れに身をまかせていただければ幸いです。
※展示替えあり
<前期>2012年10月4日(木)~11月4日(日)
<後期>2012年11月8日(木)~12月2日(日)
| 開催日 | 2012年10月04日~2012年12月02日 |
|---|---|
| 会場 | 中山道広重美術館 |
| 会場住所 | 岐阜県恵那市大井町176番地の1 地図 |
| 地域 | 東海 / 岐阜 |
| アクセス | 名古屋からJR中央本線で1時間。恵那駅から南へ徒歩2分。 |
| 入場料 | 大人/800円(650円) 小・中・高校生/500円(400円) ※( )は20名以上の団体料金 |
| 営業時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 毎週月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土日・祝日を除く) ※11/5(月)~7(水)は 展示替えのため休館いたします。 ※10/9(火)は祝翌日のため休館いたしま す。 |
| イベントURL | http://museum.city.ena.gifu.jp/ |
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