フェルメール「真珠の首飾りの少女」 in ベルリン国立美術館展
2012年10月9日(火) ~2012年12月2日(日)
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<九州国立博物館>
フェルメールの《真珠の首飾りの少女》日本初公開!!
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イベントDATA
1・フェルメールの《真珠の首飾りの少女》日本初公開!!
フェルメールの自筆作品として知られる36点(*)の作品のなかでも、最も繊細な光の表現が美しい《真珠の首飾りの少女》。些か謎めいた表情を滲ませ、鏡の前で身につけた真珠の首飾りを見つめる少女が、窓から差し込む淡く柔らかな光の中に照らし出されています。壁に揺らぐ光と、それと対照的なテーブルの強い影の中で、少女は鏡の自分に夢中で、それを見ている我々に気づきもしません。日本、初公開です。
*真筆の点数については諸説ありますが、ベルリン国立美術館の見解に基づき36点としました。
2・貴重なボッティチェッリやラファエッロの素描が見られます!
ベルリン国立美術館の素描版画館の所蔵点数は世界屈指で、およそ55万点にのぼります。そのなかでヨーロッパ美術史の要となるイタリア素描、とりわけ門外不出ともいわれるボッティチェッリの素描を特別出品いたします。また、イタリア・ルネサンスの最も有名な画家・ラファエッロの素描は、完成画に至る芸術家の試行錯誤の過程がよくわかる貴重な作品です。
3・世界有数のレンブラントコレクションから
《黄金の兜の男》《ミネルヴァ》が出品!
ベルリン国立美術館絵画館で創立以来人気を呼んでいるのがレンブラント絵画のコレクションです。その貴重なコレクションの中から、三十年戦争で疲れ切った兵士が、略奪した黄金の兜を被っている《黄金の兜の男》と、ローマ神話の女神《ミネルヴァ》が来日することになりました。《黄金の兜の男》は、その作者を巡って20世紀にさまざまな議論を呼び起こした作品です。近年の調査で17世紀レンブラント派の作品とみなされるようになりました。しかし、絵画それ自体として非常に魅力的で、この作品をコレクションに加えたカイザー・フリードリヒ美術館(現ボーデ美術館)の初代館長で偉大な美術史家ヴィルヘルム・フォン・ボーデ(1845~1929)が愛して止みませんでした。
4・15世紀のドイツを代表する彫刻家リーメンシュナイダーの
《龍を退治する馬上の聖ゲオルギウス》
同時代のイタリア美術を基準に考えると、幾分プロポーションが歪み、規範から外れたリーメンシュナイダーの造形は、やや稚拙に見えます。しかし内省的な憂いと独特のユーモアを湛えた彼の素朴な彫刻作品は、鑿痕(のみあと)ひとつひとつに見られる高い匠の技に裏付けられた、他を圧倒する魅力に満ちあふれています。菩提樹に彫られた1490年頃の傑作《龍を退治する馬上の聖ゲオルギウス》もそのひとつです。龍を退治する英雄聖ゲオルギウスは,なぜか憂いを漂わせ、退治される龍は何とも不思議な、不遜な笑みを浮かべているよう。最も自信に満ちあふれている表情を見せるのは、実は馬。これは勝者と敗者の倒錯か、はたまた真の勝者は聖ゲオルギウスではなく、彼を乗せる馬なのか。止めどない妄想を喚起するのが、リーメンシュナイダーの魅力です。
5・400年のヨーロッパの美術史を学ぶことができます!
イタリア・ルネサンス期と北方ルネサンス期を、絵画と彫刻両方から同時に比較できる絶好の機会です。そして17世紀オランダ絵画の黄金時代から18世紀啓蒙主義の時代まで、前後400年に及ぶ歴史の流れを概観できます。また、優れたイタリア素描を通して、素描の機能やその複雑な技法の粋を直にご覧いただけます。
開催日 | 2012年10月09日~2012年12月02日 |
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会場 | 九州国立博物館 |
会場住所 | 福岡県太宰府市石坂4ー7ー2 地図 |
地域 | 九州 / 福岡 |
アクセス | ●西鉄を利用する(西鉄「福岡(天神)」駅から約35分) 西鉄「福岡(天神)」駅から西鉄「二日市」駅で太宰府線に乗り換え、西鉄「太宰府」駅下車後、徒歩で約10分 ●JRを利用する(JR「博多」駅から約35〜50分) JR「博多」駅から鹿児島本線でJR「二日市」駅下車後、徒歩または西鉄バスで西鉄「二日市」駅へ、西鉄「太宰府」駅下車後、徒歩で約10分 *詳細は博物館HPをご覧ください。 |
入場料 | 一 般 1,500円(1,300円) 高大生 1,000円(800円) 小中生 600円(400円) *( )内は前売りおよび団体料金(20名以上の場合)です。 *障がい者等とその介護者1名は無料です。展示室入口にて、障害者手帳等をご提示ください。 |
営業時間 | 午前9時30分〜午後5時 (入館は午後4時30分まで) 休館日 10月15日(月)・22日(月)、11月5日(月)・19日(月) |
イベントURL | http://www.berlin2012.jp/fukuoka/ |
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