第18回 秘蔵の名品アートコレクション展 東京美術学校から東京藝術大学へ 日本絵画の巨匠たち
2012年8月3日(金) ~2012年8月26日(日)
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<ホテルオークラ東京 アスコットホール>
第18回目となる本年の秘蔵の名品アートコレクション展は、東京藝術大学の前身となる東京美術学校の歴代教員と卒業生の中から45名を選抜し、卒業期および創世期の作品と円熟期の作品を一堂に集め、対比して展覧いたします。
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イベントDATA
日本の芸術発展において多大な功績を残し、今なお多くの俊英を世に送り出し続けている東京藝術大学。第18回目となる本年の秘蔵の名品アートコレクション展は、その前身となる東京美術学校の歴代教員と卒業生の中から45名を選抜し、卒業期および創世期の作品と円熟期の作品を一堂に集め、対比して展覧いたします。
■今回のみどころ
【洋画】
・黒田清輝 《婦人像(厨房)》明治25(1892)年 東京藝術大学蔵
東京藝術大学のコレクションとしては第一級のもので、美術館以外に展示される機会は極めて稀な作品です。
黒田清輝は当初は法律を学ぶためにフランス留学をしたが、現地でヨーロッパ絵画を学ぶようになります。これは、黒田が活動した、フランス、パリの近郊のグレーという村で描いたものです。
【日本画】
・横山大観 《村童観猿翁》明治26(1893)年 東京藝術大学蔵
東京美術学校の最初の「卒業制作」。岡倉天心の理念をかたちにした日本画作品。ここに登場している人物は、東京美術学校の先生および同級生の姿を連想させます。
・藤島武二 《池畔納涼》 明治30(1897)年 東京藝術大学蔵
黒田清輝の弟子である藤島武二の代表作の一つです。着物姿の若い女性たちが夏の水辺に憩う姿を、明るい色彩で描いた白馬会第3回展の出品作。その前年の白馬会展(第2回)に藤島は、この作品の基本構想をデッサン数点で紹介する展示をしていますが、バランスが悪いと批判されていました。この作品はそれを修正したもので、藤島らしい紫がかった明るい色調で描かれています。
・高山辰雄 《主基地方風俗歌屏風》/東山魁夷《悠紀地方風俗歌屏風》平成2(1990)年 宮内庁蔵
宮内庁の所蔵作品。展示される機会は限定され、これが左右並列される展示は必見です。
天皇ご即位の大嘗祭の際には、京都より東を悠紀(ゆき)、西を主基 (すき)として新穀を報じる国にちなんだ和歌と風景図を屏風絵に仕立てて配置する習わしがあります。平成2年の今上天皇ご即位時時に、日本芸術院から東山魁夷、高山辰雄が選ばれて描かれた。東山が悠紀地方で秋田県、高山が主基地方で大分県を担当して描いたものです。伝統的な技法と現代日本画の新鮮な感覚が見事に結合した作品。
【自画像】
今回の展示では、東京藝術大学所蔵の自画像13点がまとめて展示されます。これらは、東京美術学校西洋画科(現在の、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻)が新設されてから、現在まで続く「卒業制作」の一つで、日本近代絵画ではとりわけ有名なものです。東京藝術大学でもまとまって展示されることが少なく、今回の13点、最初期の白滝幾之助から始まる展示はとくに珍しい機会となります。
| 開催日 | 2012年08月03日~2012年08月26日 |
|---|---|
| 会場 | ホテルオークラ東京 アスコットホール |
| 会場住所 | 東京都港区虎ノ門2-10-4 地図 |
| 地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
| アクセス | ※いずれも徒歩10分以内 <銀座線> 虎ノ門駅 出口3より <日比谷線> 神谷町駅 出口4bより <南北線・銀座線> 溜池山王駅 出口13より <南北線> 六本木一丁目駅 改札口 出口より |
| 入場料 | 大人 ¥1,200(前売¥1,000) 大学・高校生 ¥1,000(前売¥900) 中学生以下無料 |
| 営業時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) ※3日のみ12:00~18:00 (入場は17:30まで) |
| イベントURL | http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/special/art2012/ |
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