吉川霊華展 近代にうまれた線の探究者
2012年6月12日(火) ~2012年7月29日(日)
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<東京国立近代美術館>
展覧会芸術から遠いところに花開いた近代のもうひとつの美の世界。代表的作品ならびに数多くの初公開作品を含む約100 点と、20 代からの38 冊に及ぶスケッチ帳、草稿、資料などを紹介する本展で、近代にうまれた線の探究者を発見してください。
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イベントDATA
吉川霊華(きっかわ れいか、1875-1929)といってもほとんどの人はご存知ないかもしれません。
物語や道釈人物(どうしゃくじんぶつ)を画題としているからといって、敬遠しないでください。霊華の作品の魅力はその線にあります。細く、速度をもってリズミカルに継がれてゆく線が、山となり雲となり、人をかたどったかと思えば、余白に散らされた仮名となる。書も画も一体となったようなその独歩の世界に息をひそめて近づくと、かすかに、たとえようもなく美しい音曲が聞こえてくるはずです。
やまと絵からはじめて広く東洋芸術を研究した霊華。1916 年に鏑木清方(かぶらき きよかた) や平福百穂(ひらふく ひゃくすい) らと結成した金鈴社(きんれいしゃ) という舞台を得て画壇にその名が知られるようになっても、帝展などの大きな展覧会からは距離を置き、孤高の芸術を拓きました。その信念は、「正しき伝統の理想は復古であると同時に未来である」という言葉に現れています。やがて時代が霊華に追いつき、昭和にかけてさまざまに線描美の探究がおこなわれるようになっても、霊華はゆうゆうと孤高を保ち続けました。
展覧会芸術から遠いところに花開いた近代のもうひとつの美の世界。代表的作品ならびに数多くの初公開作品を含む約100 点と、20 代からの38 冊に及ぶスケッチ帳、草稿、資料などを紹介する本展で、近代にうまれた線の探究者を発見してください。
※途中、展示替があります。
前期:6月12日(火)~7月8日(日)
後期:7月10日(火)~7月29日(日)
*掲載画像について
《清香妙音(せいこうみょうおん)》
1927 年(昭和2年)
個人蔵
開催日 | 2012年06月12日~2012年07月29日 |
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会場 | 東京国立近代美術館 |
会場住所 | 東京都千代田区北の丸公園3-1 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
アクセス | 東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分 |
入場料 | 一般850(600)円/大学生450(250)円 *( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。 *高校生以下および18歳未満、障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料。 ※それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。 ※誕生日当日の方は無料で入館していただきます。(証明できるものをお持ちください。) |
営業時間 | 10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00) ※入館はそれぞれ閉館の30分前まで 休館日 月曜日(7月16日は開館)、7月17日(火) |
イベントURL | http://www.momat.go.jp/Honkan/honkan.html |
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