コレクションViewpoint MADE IN LONDON -英国ポップ・アートの巨匠 R.ハミルトンの版画-
2012年8月2日(木) ~2012年9月30日(日)
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<DIC川村記念美術館>
昨年89歳で没した英国の巨匠リチャード・ハミルトンは、アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインに先んじた、ポップ・アートの先駆者として知られています。広告や雑誌に氾濫する大衆的イメージを画面に積極的に取り入れた彼の制作は、現代人の視覚のありようについて深い問いを発するものでした。
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イベントDATA
リチャード・ハミルトンは1950年代後半のロンドンで、自動車や家電製品の広告写真、ピンナップ・ガールのイメージ、漫画の切り抜き、有名人の顔など、マスメディアによって社会に浸透した大衆的イメージを、コラージュや絵画の画面に導入した制作で大きな注目を集めました。
それまで、そのようなモチーフは芸術が取り上げるにはあまりに即物的で不適切な対象、と見なされていましたが、ハミルトンは自らの作品が、同時代の現実を反映したものであることを求め、そのためには戦後の大量消費社会を象徴するこうしたイメージを取り入れることが最も効果的であると考えたのです。このような作品群はポップ・アートと呼ばれ、ほどなくニューヨークで、リキテンスタインやウォーホルが展開した、漫画や映画スターの写真などの大衆的イメージに基づく制作を先取りしていました。
しかしハミルトン芸術の意義は、俗的なモチーフを美術に導入したことの目新しさよりも、それによって現代社会において、人間という生物がどのような視覚環境を自分の周りに作り上げているかについての探査を試みたことにあったでしょう。そうした制作姿勢は、コラージュや絵画のみならず、今回ご紹介する版画の仕事においても一貫して貫かれています。今回は展示作品を6つのセクションに分け、それぞれの側面からハミルトンの制作を観察します。
*掲載画像について
リチャード・ハミルトン
≪自画像≫ 1967年
©Richard Hamilton. All Rights Reserved, DACS 2012
開催日 | 2012年08月02日~2012年09月30日 |
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会場 | DIC川村記念美術館 |
会場住所 | 千葉県佐倉市坂戸631番地 地図 |
地域 | 南関東 / 千葉 |
アクセス | JR「佐倉駅」下車<約60分> 南口のDIC川村記念美術館バス停より無料送迎バス<約20分> 京成本線「京成佐倉駅」下車<約60分> 南口「シロタカメラ」前より無料送迎バス<約30分> 東京駅八重洲北口から徒歩5分、京成高速バス3番のりばから 「マイタウン・ダイレクトバス佐倉ICルート」に乗車<約60分> |
入場料 | 一般 900円 学生・65歳以上 700円 小中学生・高校生 500円 [20名以上の団体(下記料金は1名分)] 一般 800円 学生・65歳以上 600円 小中学生・高校生 400円 |
営業時間 | 午前9時30分-午後5時 (入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(ただし9/17は開館)、9/18(火) |
イベントURL | http://kawamura-museum.dic.co.jp/ |
イベントX(旧twitter) | kawamura_dic |
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