-光と影の生命- 須田国太郎展 没後50 年に顧みる
2012年4月7日(土) ~2012年5月27日(日)
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<神奈川県立近代美術館 葉山>
自然や人間の本質を真摯に追求した須田国太郎
生命の光と影を見つめ続けた、彼の強靭な精神力にあふれた主要作品を約130 点通覧し、現代の人々の心に深くしみわたり、新たな生きる力を得る機会となる。
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イベントDATA
洋画家須田国太郎(1891-1961)が生まれて120年、亡くなって50年が経ちました。今まで須田国太郎の芸術は、高い評価を得てきましたが、東日本大震災や原発問題に端を発した不安定な政治的な情勢や、経済的な行き詰まりのなかにあって、自然や人間の本質を真摯に追求した須田国太郎の絵画は、ますます多くの人々の心にしみわたり、ときに安らぎを与え、いよいよその芸術的な価値が増していくように思われます。
須田国太郎は、京都大学で美学・美術史を学び、並行して関西美術院でデッサンを学びました。その後、スペインに留学し、ヴェネツィア派の色彩理論や、バロック絵画の明暗法を研究しています。同時にまた、ヨーロッパ各地を訪ね歩き、西洋絵画の底に流れるレアリスムの表現の探究に努め、さらに、最新の芸術思潮を吸収することにも積極的でした。
帰国後は、西洋絵画を基礎にしながら、日本独自の油彩画を生み出そうと努力を重ね、その成果は独立美術協会展を中心に発表されていきました。そこには、ひとりの画家の創作活動に対する厳しい態度が認められ、ひるむことのない孤高の軌跡を見出すことができるでしょう。困難な時期にあって、須田国太郎の強靭な精神にあふれたその芸術に接することで、新たなる生きる力を得ることを願っております。
このたびの展覧会は、神奈川、茨城、石川、鳥取、京都、島根と巡回する回顧展となります。1932年に東京銀座の資生堂画廊で開催された第一回個展出品作や独立美術協会展出品作などを中心に、須田国太郎の風景や草花、鳥や動物などを描いた主要作品約130点で構成して、独特の深遠な境地に到達した須田国太郎の世界を回顧しようとするものです。
*掲載画像について
《犬》
1950年
東京国立近代美術館
5月18日(金曜)「国際博物館の日」:この日は神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。
| 開催日 | 2012年04月07日~2012年05月27日 |
|---|---|
| 会場 | 神奈川県立近代美術館 葉山 |
| 会場住所 | 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 地図 |
| 地域 | 南関東 / 神奈川 |
| アクセス | JR横須賀線でお越しの場合 JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11、12系統)葉山一色」行き(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。 京浜急行でお越しの場合 京浜急行「新逗子」駅前(南口2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11、12系統)葉山一色」行き(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。 |
| 入場料 | 一般 1000円(団体900円) 20歳未満・学生 850円(団体750円) 65歳以上 500円 高校生 100円 団体料金は20名様以上から適用されます。 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。 |
| 営業時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで) 休館日 月曜日 |
| イベントURL | http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallTop.do?hl=h |
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