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<桑山美術館>
線の強弱や筆のかすれ、また濃淡やぼかし、にじみによって画面に広がる多彩な墨色との出会いが「あっ!いいかも」とトキメキを感じる機会になれば幸いです。

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所蔵日本画展  水墨画の魅力 ~墨色へのトキメキ~

明治以降の近代化によって、形式化され旧態依然とした山水画は「つくね芋山水」と評されたように、墨一色で描かれた水墨画は、地味で時代遅れといった印象を抱く方もいるのではないでしょうか。しかし、写実や色彩に捉われることなく一気に描く水墨画は、どこか現代美術に通じる大胆さがあり、薄墨や濃墨との対比や融合、さらに筆触の強弱で極彩色の着色画に劣らない強い印象を与えるものもあります。
 
 本展では「墨線による表現」「にじみなど面的表現」「墨色中心の日本画」という構成で水墨画を中心に、墨彩画や水墨技法を用いた着色画もご覧いただきます。
 小林古径の緊張感ある美しい墨線による白描画、一方、今村紫紅と安田靫彦による双幅の「龍虎」は太く伸びやかな線で遊び心に満ちています。また東西日本画の巨匠・横山大観と竹内栖鳳は水墨画にも積極的に取り組み、両者とも垂らし込みによる墨のにじみを生かした味わい深い山水画や、洋画から転向し印象派を思わせる水墨画により新境地を開いた近藤浩一路の「竹筏」などの作品を展示します。
 
 線の強弱や筆のかすれ、また濃淡やぼかし、にじみによって画面に広がる多彩な墨色との出会いが「あっ!いいかも」とトキメキを感じる機会になれば幸いです。

*掲載画像について
竹内栖鳳 「水墨山水」 昭和9年

開催日 2012年04月08日~2012年07月03日
会場 桑山美術館
会場住所 名古屋市昭和区山中町2-12 地図
地域 東海 / 愛知
入場料 一般500円(400円) 中・高・大学生300円(200円)
          *(  )内は20名以上の団体および障害者手帳お持ちの方の割引料金
営業時間 午前10時~午後4時
※4月14日(土)~15日(日)および5月18日(金)~20日(日)は恐れ入りますが撮影での使用につき庭園が混雑いたしますのでご了承ください。

※2月6日~4月6日まで展示替え期間につき休館となります
イベントURL http://www.kuwayama-museum.jp/index.htm
名古屋市昭和区山中町2-12

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