紙上の技法学 筑波大学所蔵 石井コレクション
2012年1月7日(土) ~2012年1月19日(木)
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<武蔵野市立吉祥寺美術館>
県外初の石井コレクション展となる本展覧会では、絵画コレクションのうち、紙を支持体にした作品51点を選びました。キャンバスや板に比べ、紙は傷みやすくデリケートな素材であると同時に、誰にも親しみやすい素材です。
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イベントDATA
筑波大学が所蔵する石井コレクションは、株式会社図書館流通センター相談役・石井昭氏によって蒐集され、絵画・工芸あわせて200点余りにも及びます。絵画部門には平面芸術の技法を深く研究しながら前衛的な作品を発信し続けた瑛九や、ジャンルにとらわれぬ多才な芸術活動で脚光を浴びた池田満寿夫、上野駅の大壁画で知られる猪熊弦一郎などの巨匠が名を連ねています。また工芸部門には、江戸時代の有田焼から板谷波山や小山冨士夫まで、日本が生んだ逸品の他、明・清時代の景徳鎮陶磁、高麗青磁や朝鮮白磁など、東アジアの名品が揃っています。
筑波大学の研究・教育に資するものとして石井氏から寄贈されたことを受け、この貴重な作品群は適切な保存・修復処置が施された上で、同学により学術的な調査・研究が重ねられ、その成果は展示やワークショップにより積極的に発信されてきました。学外においてもこのコレクションへの評価は高まっており、2007年には茨城県つくば美術館で開催された日本近代洋画を概観する企画の一翼を担い、2011年には茨城県陶芸美術館の東洋陶磁展で工芸部門が一挙に公開されたばかりです。
県外初の石井コレクション展となる本展覧会では、絵画コレクションのうち、紙を支持体にした作品51点を選びました。キャンバスや板に比べ、紙は傷みやすくデリケートな素材であると同時に、誰にも親しみやすい素材です。そのバリエーションも豊富で、様々な顔料に柔軟に適応します。そのため数多の画家たちが様々な技法を試み、多くの表現手段を編み出してきました。そしてこれからも、豊かな表現世界が広がっていく無限の可能性を孕んでいるのです。その歴史の中から今回は20世紀後半の日本で生まれた色とりどりの作品をご紹介いたします。普段とくに意識されることのない、紙という身近な素材の懐の深さを改めて感じながら、さまざまな技法・材料を活かした多彩な表現を楽しんでいただければ幸いです。
開催日 | 2012年01月07日~2012年01月19日 |
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会場 | 武蔵野市立吉祥寺美術館 |
会場住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階 地図 |
地域 | 東京 / 東京市部(吉祥寺など) |
入場料 | 100円(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料) |
営業時間 | 午前10時~午後7時30分 休館日 1月25日(水) |
イベントURL | http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/ |
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