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現代アート
金沢
映像
石川
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さてさて、現在、金沢にて開催中で、12/25までです。

見たらわかったのですが、以前、紹介した横浜トリエンナーレ(以下横トリ)に参加していた作家でした。

今回は、ねずみとくまのぬいぐるみも(私には、パンダとくまに見えた(苦笑))、ちゃんと動いて、息をしているようでした(笑)

やはり、横トリのようなごった煮と違って、作家単体で見れたので、この作家さんの奥深さを垣間見れました。

横トリでも見た映像も、今回は、同時に七画面を使っていたので、ザッピング派のゆこもりには、とても楽しいものでした。

それにしても、そんなに可愛いわけではないぬいぐるみですが、ぬいぐるみを着ると、結構何でも絵になるというか、うまくクッションになって、いろんなメッセージを発信できるんだ~、と感じました。

まあ、写真やら、ねんどやら、コンクリートやら、ありとあらゆる素材を使う作家です。

音楽も、ある外空間にだけ響かせたり、いろんな質問文を、風が吹くような映像にして見せたり。

シニカルでもあり、コミカルでもあり。面白かったのは、粘土細工です。

結構細かく作ってはあるのですが、いかんせんただの粘土。

幼稚園児の工作のようでもありました。

90点ほどあったらしいのですが、モチーフが面白い!!

例えば、、、

”サルと梃(てこ)の原理

あるいは、天才的だが、ついてなかった”は、

サルの前に、梃になりかけた折れた木が横たわっているというもの(笑)

”I can't get satisfactionの作曲を終え、満足しながら、家に戻るミックジャガーとブライアンジョ-ンズ”は、

楽器を持った二人が帰路で会話している様子。

他にも、アインシュタインのやつ(見た人爆笑ですよね~)とか、いろいろと面白かったです。

いや~、楽しんでるわ、この二人(笑)

是非、オススメですよー。


”金沢21C美術館 ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス”

http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/exh_1006.htmhttp://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=854