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書の古典を学ぶとき、筆を執って筆順通りに進めていては難しく感じることがあります。

時によりこれまで習得してきた筆順とは異なることがあるからです。

文字が書かれたとき、どのように筆が進み行ったのか、その道筋を筆路といいます。

筆路を読み解き辿ることは非常に重要です。

筆路を辿ることで心の動きを追うことも出来ます。

心の動きで筆順は変わっていくのでは?と思うほどダイナミックな回転が存在するものがあったり

衝撃的な理屈を覆す感覚があったりします。

伊都内親王願文の中の【成】という字は3画目が筆順とは違っています。

意図的に変えたのかどうか分かりませんが、3画目が弓なりに移ることで

伸びやかで世界観が大きくなっています。

当たり前のことが本当に当たり前なのかを観ていく目と感覚を養うことは、とても大事になります。

筆路は筆順どおりとは限らない。

そのことを覚えておくと勉強しやすくなるでしょう。

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