国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

カテゴリ
イベント訪問レポート
タグ[編集]
このページにタグをつけてみませんか?
497 0 0 0

このブログで紹介するイベント

はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美...

<国立新美術館> 優れたコレクションもつ大原美術館の約1世紀にわたる活動を、珠玉の名品ととも...

以前から「大原美術館」が素晴らしい作品を所蔵しているという話は聞いていましたが、なかなか倉敷まで足を延ばす機会がなく残念に思っていました。それを都内で観ることができると言うのですから、行かない訳にはいきません!!まさしく古代から現代まで、目利きの方が収集された芸術品ばかりでした。

私が一番楽しみにしていたのは、ポスターにもなっているエル・グレコの「受胎告知」でした。この絵が日本にあることが奇跡とまで言われている絵画です。児島虎次郎からの「グレコ カイタシ カネ オクレ」という電報に、迷わず大金を送られたという大原孫三郎氏の太っ腹に、心から感謝しました。レオナルドの受胎告知は襟を正して拝見する雰囲気ですが、グレコの絵はもっとぬくもりがあって、聖なる雰囲気でありながらとても家庭的な感じがしました。

また、モネの睡蓮も、モネが一番気に入っていた睡蓮の絵を、児島虎次郎の熱心さにほだされて譲ってくれたとの解説に、頭が下がりました。児島自身の「和服を着たベルギーの少女」の絵も華やかさがあって、写真ではなくぜひ実物を見てほしいと思いました。

もうひとつ、私が心惹かれたのは「女神イシスまたはネフティス像」と言われている古代エジプトの発掘品で、死者を悼んで棺の上に飾られていたと考えられている像でした。その右手を曲げて15cmくらい顔から離してうつむいている姿が、お能の悲しみの表現とそっくりなことに、びっくりしました。人を悼む心は古今東西一緒なのだなぁと、あらためて感じました。

まさしく「美の饗宴」というテーマにふさわしい展覧会でした。

2018/10/12 14:59 投稿

細やかな手仕事に感動しました

もう終わってしまった展覧会ですが、...
2018/05/03 01:19 投稿

絵の迫力に圧倒されました。

本日、漸く観に行くことができました...
2016/10/13 18:50 投稿

ダリ展

ダリの名前は知っていましたが、かな...