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イベント訪問レポート
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西郷孤月
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       西郷孤月 台湾風景



さてさて、お久しぶりです~♪

先日、松本市美術館に行ったら、

西郷孤月の小規模な展覧会をやっていました。

西郷孤月は、以前もご紹介した

松本出身の明治時代の日本画家です。

横山大観や菱田春草、下村観山といった、

そうそうたるメンバーと肩を並べる画家なのですが、

38歳で夭折したことや、

若くして中央画壇から距離を置いたことで、

一般的知名度は少ないかもしれません。

でも、やっぱり、すごいんです!!

4年前に、松本市美術館でやった展覧会の作品が、主だと思うのですが、

久々に見て、改めてタメ息ものでした…。

特に、六曲一双の屏風”山水図”は、

銀地に墨の濃淡で描かれていて、

大胆さと緻密さが絶妙な一品。。。

他にも、”夜桜之図”は、薄墨のバックに桜が特異だし、

富士乃湯さん所蔵の”朝の海”は、

海のパステル色がなんとも淡く、穏やか。

台湾に旅行に行って描いた作品”台湾風景”は、

それまでとは、ちょっと変わった画風で、独特。

などなど、15点のみなのですが、

企画展は、”モダンデザインの精華”展を

やっていますので、よかったらそちらと合わせて

是非、見に行ってくださいね。

そうそう、この展示は、前後期で展示替えがあって、

5/27までが前期で、7/1までが後期です。